こんにちは。ネクストモードのしぶやです。
前回のブログでは、SaaSにおける「責任共有モデル」について触れ、ベンダーが守ってくれるのは「システム」であり、「データ」は利用企業自身で守らなければならないという重要な盲点をお伝えしました。
今回はその続編として、昨今ニュースを賑わせている「大規模なシステム障害」や「SaaSを直接狙うサイバー攻撃」の最新事例を引き合いに出しながら、
なぜ今、企業に強固なSaaSバックアップが求められているのか、そして数あるツールの中でなぜ「SysCloud(シスクラウド)」が選ばれるのかを深掘りします。
近年、SaaSの利用が当たり前になったことで、攻撃者のターゲットもオンプレミスから「クラウド(SaaS)そのもの」へと完全にシフトしています。
最近のニュースやインシデント事例から、私たちが直面している3つの脅威を見ていきましょう。
最近、世界中で大規模なIT障害のニュースが報じられています。
MicrosoftやGoogleなどのクラウドインフラ自体は堅牢でも、連携しているサードパーティ製アプリ(セキュリティソフトや拡張機能、API連携ツールなど)のアップデート不具合によってシステムがダウンしたり、データが不整合を起こして上書き・消失したりするケースが発生しています。
クラウド環境が「復旧」しても、連携ツールによって壊された「データ」が元通りになるとは限らないのです。
ランサムウェアといえば「PCが感染するもの」というイメージがありましたが、
最近ではフィッシング等で奪取した正規のアカウント情報を使い、攻撃者が直接Microsoft 365(SharePointやOneDrive)やGoogle Workspaceにログインし、クラウド上で直接データを暗号化・破壊する事件が急増しています。
この場合、PCのセキュリティソフト(EDRなど)では防御しきれず、あっという間に全社共有のクラウドデータが人質に取られてしまいます。
テレワークの定着に伴い、退職予定者や悪意を持った従業員が、会社の重要データをごみ箱からも完全に消去(パージ)してから離職する内部不正インシデントが後を絶ちません。
SaaSの標準機能(ゴミ箱に入ってから30日で消去される仕様など)を逆手に取った犯行です。
こうした高度化する脅威に対し、「とりあえず標準のゴミ箱機能でなんとかなるだろう」という甘い認識は通用しません。
有事の際に「確実に、そして一瞬で事業を復旧させる」ために、SysCloudの強みがどう活きるのかを解説します。
SysCloudは単なるバックアップツールではありません。
独自のアルゴリズムにより、SaaS内のファイルに対する「異常な暗号化の動き」や「ランサムウェアの兆候」を自動検知します。
もしクラウド上でファイルが暗号化され始めても、直前の健全な状態(世代)のデータを瞬時に特定し、ワンクリックでリストアできるため、身代金要求に屈することなく事業を再開できます。
SysCloudはバックアップと同時に、クレジットカード情報やマイナンバーなどの機密情報が含まれるファイルが「外部に不適切に共有されていないか」をスキャンします。
バックアップツールでありながら、内部不正や情報漏えいのリスクを可視化するDLP(情報漏えい対策)的な役割も果たします。
完全消去されたデータも、SysCloud上には安全に保管されているため、いつでも復元可能です。
外部ツールの不具合でSaaS内のデータがめちゃくちゃになってしまった場合でも、SysCloudなら「昨日の午後3時の状態に丸ごと戻す(ポイントインタイム復元)」といった対応が可能です。
1日複数回の自動バックアップが行われているため、データの巻き戻し(ロールバック)が極めて正確かつ迅速に行えます。
相次ぐシステム障害やサイバー攻撃のニュースが教えてくれるのは、
「SaaSベンダーはシステムを守るが、データは守ってくれない」という残酷な現実です。
有事の際、復旧までに何日も業務が止まり、甚大な損害と信用の失墜を招くのか。 それとも、SysCloudを使って数十分でしれっと業務を再開するのか。
SaaSのデータ保護は、もはや情シスの運用課題ではなく、経営レベルのBCP(事業継続計画)課題です。
前回のブログでもお伝えした通り、ネクストモードはSysCloudの日本初正規代理店として、導入だけでなく「設計」から日本語での運用まで手厚く伴走支援いたします。
ご希望があればデモをお見せすることも可能です。
「自社のSaaSデータ保護に不安がある」「スモールスタートでまずは対策を始めたい」という方は、ぜひお気軽にネクストモードまでご相談ください。