こんにちは、ホワイトバードです。
先日、Agent Toolkit for AWSがGAとなりました。コーディングエージェント向けのAWSツール群がまとまっており、Kiroでさっそく試してみました
Agent Toolkit for AWSは、検証済みのAgent Skill、フルマネージドの MCP(Model Context Protocol)サーバー、ワンステップでインストール可能なプラグインがセットとなったツールでClaude CodeやKiroなど各種ツールで使用できます。
公式のSkillsにはaws-billing-and-cost-managementやaws-iamなど、2026年5月12日時点では43のSkillsがあります。
インストールは、公式の手順に従います。
Kiroで利用する場合は、MCPの設定ファイル(.kiro/settings/mcp.json )に下記の設定を追加します。
環境変数については、NetskopeなどのSSL/TLSインスペクションのツールを使っている場合、ルートCA証明書を認識させるために必要となりますので、ルートCA証明書のキーファイルを追加で指定します。
MCPの設定が完了すると、下記のようにAWS MCP Serverが追加されます。
次に、Skillsをインストールします。Skillsのインストールは、次のコマンドを使用します。
npx skills add aws/agent-toolkit-for-aws/skills
本コマンドを実行すると、インストール可能なスキル一覧が表示されます
必要なものをSpaceキーで選択してみます。全部入れてもいいですが、今回はaws-billing-and-cost-managementを使用します。
Kiroの場合、Additional agentsとなるため”Kiro CLI”を選択します。
インストール確認が出るので、“Yes”を選択します。
Doneが出たら完了です!
このSkillsを使って、先日掃除を行った検証環境の効果検証を行いました。
AWSアカウントのコストを最適化するためのアドバイスを必要なSkillsを使ってアドバイスしてください。削除作業は不要です。
Called MCP tool
aws / aws___search_documentation
Called MCP tool
aws / aws___retrieve_skill
{
"skill_name": "aws-billing-and-cost-management"
}
{
"content": {省略)}
}
Called MCP tool
aws / aws___retrieve_skill
{
"skill_name": "aws-billing-and-cost-management",
"file": "references/cost-audit.md"
}
{
"content": {(省略)}
}
スキルのワークフローに従って、コスト分析を実行します。
(中略)
次に、未使用リソースとコスト最適化の推奨事項を確認します。
(中略)
データが揃いました。以下にコスト最適化レポートをまとめます。
AWS コスト最適化レポート
アカウント: XXXXXXXXXXXX | リージョン: ap-northeast-1 (主要)
分析期間: 2026年3月〜5月
1. トップコストドライバー(4月実績)
(以下略)
まずMCPのaws_retrieve_skillを使ってSkillsを呼び出し、そのフローに従って作業してくれていました。
単純な削除提案だけではなく、EBSのgp3移行など即効性のある対策や、AWS Configの絞り込み提案など、理にかなった提案をしてくれていました。
Skillsは便利な反面、こうした共通的なスキルを一から作るのは面倒なため公式Skillsがあるのはありがたいところです。
また、IAM コンテキストキーの導入によって、AWS API操作が人間によるものなのか、AIによるものなのかが判別できるようになったのは非常にありがたいところです。CloudTrailにもその証跡が残ります。
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