こんにちは、ホワイトバードです。
ラスベガスで開催されているAWS re:Inventに来ています。
参加したセッションについてのレポートをまとめたいと思います。
今回は、Automate cloud operations with AI agents (COP403)についてのレポートなります。
Join this technical workshop to build cloud operations solutions using AI agents. Get hands-on experience implementing Amazon Bedrock AgentCore features for streamlined debugging and intelligent analysis. Practice using real-world connectivity issues and performance operational scenarios. Learn to reduce incident resolution times through practical exercises using Amazon CloudWatch investigations.
AIエージェントを使ったクラウドオペレーションのソリューション構築を行うテクニカルワークショップに参加しましょう。デバッグや分析にAmazon Bedrock AgentCoreの機能を利用したハンズオンです。実際のコネクティビティのトラブルやオペレーションから作られたシナリオで学んでいきます。また、Amazon ClooudWatch運用調査機能を利用したインシデント対応の簡素化についても学んでいきます。
セッション形式:Workshop
セッション時間:2時間
セッションレベル:400
本セッションは、背景情報として従来型のオペレーションの課題と、AI駆動型のオペレーションによるソリューションの解決の説明があり、そこからハンズオンに入っていく形式をとっていました。
ワークショップでは、架空の企業のアプリケーションを利用し、動作するアプリケーションに対して設定変更を行い障害状態とすることでAIエージェントが起動し調査と解決を行うシミュレーションを行っていきます。
アプリケーションアーキテクチャ(ワークショップ資料より)
モジュールは4つに分かれており、順番にハンズオンしていきます。
モジュール概要(ワークショップ資料より)
エージェントアーキテクチャ(ワークショップ資料より)
エージェントのフローとアーキテクチャ(ワークショップ資料より)
エージェントのフローとアーキテクチャ(ワークショップ資料より)
Bedrock AgentCoreでの保守運用の切り分け対応エージェントはアイデアとしてはありますが、実際に実装してみると非常に優秀で、数多くの情報収集能力を持っていることがわかりました。
こうした機能を利用して、複雑なアプリケーション環境においても迅速な障害調査と切り分けを行い、人間が根本対処や機能改善に集中できるようになると、またDevOpsの在り方も変わっていくように思います。