こんにちは、 ネクストモード株式会社 の sobar です。
ゼロトラストセキュリティを推進する上で、エンドポイントが安全な状態を保っているか(セキュリティポスチャ)を継続的に把握することは不可欠です。本記事では、CrowdStrikeが提供するFalcon ZTA(ゼロトラストアセスメント)について、その概要とメリット、そして強力な連携機能をご紹介します。
Falcon ZTAは、組織内のホストのOS設定やFalconセンサーの設定を常時モニタリングし、各ホストのセキュリティポスチャ(安全性の度合い)をスコア化して可視化する機能です。
主な対応OSと要件は以下の通りです。
ゼロトラストアセスメントは、各ホストのセキュリティポスチャを「1〜100」のセキュリティスコアとして算出します。スコアが高いほど、ホストのセキュリティポスチャが優れていることを意味します。 ZTAでは「何点以上が良いスコアか」を一律に定義するのではなく、環境特有の設定に起こりうるリスクを可視化し、改善に向けたインサイトを提供することに重点を置いています。 また、スコアの計算方法はZTAのバージョンに依存しており、新しい防止ポリシーが利用可能になった場合などは要件が更新され、ホストは新しい基準で再評価されます。
スコアが更新されるタイミングはOSによって異なります。
ZTAダッシュボードを活用する主なメリットは以下の3点です。
ホストのセットアップおよび管理 > エンドポイント管理 > ゼロトラストアセスメント よりダッシュボードが確認できます。
(※ゼロトラストアセスメントダッシュボードイメージ)
ZTAのダッシュボード(ホスト別評価など)では、セキュリティポスチャをより正確に把握するために、評価ソースが分かれています。
Falcon Fusion SOARを利用して自動化のワークフローを組む際は、「OSスコアのみが下がった時」や「センサースコアが下がった時」、「総合スコアの変更時」など、目的に応じてこれらの評価を使い分けてトリガーを設定することができます。
ZTAスコアはデバイス側にも保持されますが、macOSとWindowsシステムではキャッシュの仕組みが異なります。
data.zta に書き込みます。センサーの再起動時は、クラウドから新しいスコアが提供されるまでの間、この data.zta ファイルを使用してスコアが提供されます。キャッシュが無効な場合はシャットダウン時にファイルが削除され、起動直後はクラウドから新しいファイルが提供されるまでスコアは報告されません。data.zta ファイルに保存します。センサーはシャットダウン時にこのファイルを削除し、再起動時はクラウドからのスコアを待ってからファイルを作成します。ただし、キャッシュが有効な場合は、センサーは内部データベースに格納されたスコアをコピーして再起動時に data.zta に書き込みます。ZTAの真価は、他のシステムと連携した自動化(レスポンス)にあります。
Falcon Insight XDRが必要となります。※ライセンスの詳細につきましては弊社までお問い合わせください。
CrowdStrike Falcon ZTAは、単なる可視化ツールにとどまらず、デバイスのコンプライアンス維持とインシデント対応の自動化を強力に後押しします。ぜひ自社のゼロトラスト戦略に組み込んでみてはいかがでしょうか。
本記事が、皆様のセキュリティ対策や、CrowdStrike Falconの運用の一助となれば幸いです。
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