こんにちは、 ネクストモード株式会社 の sobar です。
今回はMicrosoft社から発表された新しい署名要件「Artifact Signing」の対応として、センサー更新ポリシーの設定を行う必要がある場合があり、整理しましたのでご紹介いたします。
Artifact SigningとはMicrosoftがWindows向けのサードパーティ製アンチマルウェア(ユーザーモードバイナリ)に対して新たに必須化した署名サービスの方針です。CrowdStrike Falconセンサー内容とOSやパッチの適用状況等に応じて対応が必要な内容がそれぞれございます。詳細内容については必要に応じて以下のブログもご参照ください。
センサー更新ポリシーは、センサーのバージョンを管理するための機能です。必要に応じて以下のブログもご参照ください。
以下ブログのカテゴリ3A、4が該当します。『Windows Update で提供されるパッチにより Artifact Signing に対応するOSであるがパッチが適用できない場合』、『Windows 10 1809/1607のGACライセンス版など、必要なWindows Updateを適用できない環境』が該当します。詳細はブログをご確認ください。
WHQL廃止(Artifact Signingへの切り替え)に伴い、WHQLのみ対応のセンサーバージョンを使用する端末に対しては、センサー側での最後の対応バージョン8.13LTSへの固定設定の追加対応が必要となります。
センサー更新ポリシーの設定タイミング(時期)については、2026年の12月にFalcon Sensor for Windows 8.13 LTSがリリースを予定されていますので、Artifact非対応端末用に対してセンサーを引き続き利用する場合には本対応を実施いただく必要がございます。
Artifact非対応端末用に対しては以下のようにセンサー更新ポリシーを設定する必要があります。(※あくまでも現時点(2026/8月時点)での想定となります。状況が変更になりましたら本記事内容も適宜修正をさせていただきます。)
Artifact非対応端末用として[Hostgroup_none_Artifact] を作成し対象の端末を紐づけます。
センサー更新ポリシー[センサー更新ポリシー_Artifact非対応]を作成し、センサーバージョンを[8.13.XXXXX]を選択し固定します。
割り当て済みホストグループより、作成したホストグループ[Hostgroup_none_Artifact] を割り当てます。
新たに作成した[センサー更新ポリシー_Artifact非対応]をベースとなる社内のセンサー利用ポリシーより優先順位を上にする。
今回はMicrosoft社から発表された新しい署名要件「Artifact Signing」の対応として、Artifact非対応端末に対して、センサー更新ポリシーの個別設定が必要となるケースについてご紹介いたしました。
本記事が、皆様のCrowdStrike Falconの運用の一助となれば幸いです。
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