こんにちは、SaaSエンジニアのきうちです。
前回の記事では、Asanaの「担当者割り当て」と「期限設定」で個々のタスクを管理する方法を解説しました。これで、タスクの抜け漏れはかなり防げるようになったはずです。
しかし、Excelのガントチャートを愛用してきた方からは、「プロジェクト全体の流れを俯瞰したい」「タスクの依存関係をもっと厳密に管理したい」という声が聞こえてきそうです。
ご安心ください。Asanaには、Excelのガントチャートを超える2つの強力な計画ビュー、「タイムライン」と「ガント」があります。
これらはプロジェクトを視覚化するための強力な武器となります。今回は、それぞれのビューが持つ独自の強みと、それらをどう活用できるかをご紹介します。
まず、Excelでのガントチャート作成がいかに大変だったかを思い出してみましょう。
Asanaの計画ビューは、これらの課題を根本から解決し、プロジェクトに関わる全員が「今」を共有できる環境を提供します。
Asanaでは、プロジェクトを異なる角度から可視化するために、2つの特徴的なビューが用意されています。
タイムラインは、プロジェクトの全体像を俯瞰し、まるで絵を描くように計画を組み立てるのに最適なビューです。
タイムラインは、プロジェクトの大きな「流れ」とスケジュール感を、チーム全員で直感的に共有するための強力なキャンバスです。
ガントは、より構造化された複雑なプロジェクトを、細部にわたって正確に管理するための本格的なビューです。
ガントは、緻密な計画を立て、その進捗を厳密に管理するための、信頼できる設計図と言えるでしょう。
「タイムライン」で未来の流れを描き、「ガント」で詳細な計画を固める。
この2つの強力なビューを自在に行き来できることこそ、Asanaの大きな強みです。Excelの単一的なガントチャートでは決して得られなかった、柔軟かつ緻密なプロジェクト管理が、Asanaなら実現できます。
もう、煩雑な更新作業に悩まされる必要はありません。2つのビューを使いこなし、プロジェクトを成功へと導きましょう。
次回は、Excelで苦労していた進捗報告をAsanaで自動化・効率化する方法について解説します。ダッシュボードやステータス更新機能を使って、状況を一目で把握する方法をご紹介します。