こんにちは、ネクストモード株式会社テクニカルサポート担当です。
Okta Workflowsでカードをコピーする際、設定値も一緒にコピーできるようになりました。
例えば、Okta Update Userカードをコピーする際、以下のように選択肢が表示されます。この時に「Keep all mappings」を選択すると、設定値も一緒にコピーされます。
If/Elseのような条件分岐で、TrueとFalseの両方のパターンに同じカードを使い、一部の値だけ変更したい場合、これまでは全ての値を手動で設定し直す必要がありました。今後は、設定値を含めてカードをコピーし、変更が必要な値だけを更新すれば良いため、作業時間を大幅に短縮できます。これは多くの属性を設定するOkta Update Userカードのような場合にとても有効です。
また、Helper flowを呼び出すFor EachカードやReduceカードの場合も便利です。Helper flow側の変数を変更した時、Main flow側でカードを複製してからHelper flowを選択し直し、複製したカードから値を指定し直すことができます。遠くのカードから値を持ってくる必要がなくなるので、地味に便利です。
今回は、Okta Workflowsの細かいアップデートをご紹介しました。些細な変更に見えますが、日々の業務効率化につながるよいアップデートです。ぜひ活用してみてください。