ネクストモードの南です。
先日新しくなったNotion AIが公開されました。アイコンも変わったのが印象的ですね。
それに伴いPDFファイルと画像がNotion AIで読み込むことができるようになったのでレポートしていきます。
これまでNotion AIで読み込むことができるのはテキストデータのみとなっていましたが、
新たにPDFファイルと画像ファイルをデータソースとすることができるようになりました。
Notion上で画像やPDFを使って情報共有をしているケースは多いですが、Notion AIを活用することで
長文のドキュメントや複雑な画像からも重要な情報を素早く抽出・分析できるようになります。
PDFファイルを一度ページにインポートしてからNotion AIで分析する、という方法を以下のブログで紹介しましたが、
今回のアップデートでわざわざインポートをしなくても分析ができるようになりました。
分析対象のファイルがページ上にすでに添付されている場合には、ファイルからNotion AIのコマンドを呼び出すことができます。
または、Notion AIのチャット画面で直接ファイルをアップロードすることもできます。
上記のように、分析対象のファイルはNoiton AIに対してアップロードをする必要があります。
アップロード操作無しでワークスペース内に添付されたファイルを読み込むことはできませんのでご留意ください。(2024年10月21日時点)
試しにPDFファイルをアップロードさせてみます。
独立行政法人 情報処理推進機構から「安全なウェブサイトの作り方」のPDFをダウンロードし、Notion AIにアップロードして質問をしてみます。
まずは要約をさせてみます。
要約の中にある「失敗例」について質問してみます。
本書は115ページもあるドキュメントですが、しっかりと内容を読み込んだ上で回答ができています。
画像ファイルも試してみます。
私のワークスペースの画像を添付して、何の画像であるかを聞いてみます。
かなり精度が高く認識できています。
ワークスペースの画像であることはもちろんですが、メーカーのロゴだったり、Webカメラや観葉植物などの小物まで識別ができています。
今度は先日開催したセミナーのバナー画像を読み込ませて、改善点をアドバイスしてもらいます。
ちゃんとどんな用途の画像であるかを認識した上で、具体的なアドバイスを提示しています。
他にも色々と試してみましたが一般的な生成AIサービス相当のことはできており、十分実用性の高いものになっています。
添付できるファイルについては以下の制限がありますので利用時にはご留意ください。(2024年10月21日時点)
Notion AIの新機能についてレポートさせていただきました。
これまでのNotion AIでは取り込めるデータがテキストのみだったので、PDFファイルと画像の対応は待望でした。
Notion AIコネクターで外部サービスとの連携を実現したりと、カバーできる範囲がどんどん広がっているので
今後のアップデートにも期待していきたいと思います。
ネクストモード社は、日本で3社しかないNotion販売代理店です。(2023年01月01日現在)
Notion導入を検討の際は是非下記からお問い合わせ頂けますと幸いです。