ネクストモードの南です。
Notionの新機能としてページやワークスペースのアナリティクス機能がリリースされました。
今回はワークスペースアナリティクスについてレポートしていきます。
先にこちらのブログで紹介していましたが、Notionの新機能のリリースが先日アナウンスされました。
今回は新たにリリースされたアナリティクス機能のうち、「ワークスペースアナリティクス」についてレポートしていきたいと思います!
また、一緒にリリースされた「ページアナリティクス」と「データベースの一括更新」については以下の記事で紹介していますので、あわせて読んでいただけると幸いです。
ワークスペースアナリティクスはエンタープライズプランのみで利用できる機能となっています。
以下がNotion公式のドキュメントとなるので、あわせてご確認ください。
サイドバーの[設定]をクリックし、[アナリティクス]をクリックするとワークスペースアナリティクスの画面が表示されます。
ワークスペースオーナーの場合、概要、メンバー、コンテンツ、検索の4つのタブが表示されます。
ただし、アクセスレベルがワークスペースオーナーでない場合は、コンテンツタブの内容しか表示されません。
まずは概要タブの内容から見ていきます。
こちらでは「ユーザーエンゲージメント」と「コンテンツエンゲージメント」の2つのセクションに分かれており、以下のようなワークスペース内の情報が表示されます。
より詳細な情報については、「メンバー」と「コンテンツ」のタブで確認することができます。
また、どちらのセクションもプルダウンメニューから表示期間を切り替えることができます。
表示期間の切り替えについては、この後紹介するタブでも共通の実装となります。
メンバータブの内容です。
概要タブのユーザーエンゲージメントの詳細情報や、各メンバーの利用情報が確認できます。
メンバータブの情報についてですが、以下のような活用シーンが考えられます。
特にNotionの利用拡大を進めている組織においては、アナリティクスの情報からメンバーの利用状況の可視化やキープレイヤーを見つけたり、そこからいろいろな施策にもつなげることができると思います。ぜひ有効活用してみてください。
コンテンツタブの内容です。
こちらでは概要タブのコンテンツエンゲージメントの詳細情報が確認できます。
コンテンツタブの情報については以下のような活用シーンを考えてみました。
実際に情報を見てみると、意外なページの閲覧数が多かったり、Notionのコンテンツづくりに積極的に貢献しているメンバーが見つかったりと、新しい発見があると思います。
コンテンツタブの情報についてはワークスペースオーナーでなくてもアクセスできるので、色々なメンバーに活用してもらえると良いと思います。
検索タブの内容です。
こちらではメンバーがどんなワードで検索をしているのかを確認することができます。
検索タブの情報については以下のような活用方法が考えられます。
コンテンツのつくりについての潜在的な課題が見えてくるので、ユーザビリティの向上に役立てることができると思います。
今回はアナリティクス機能のうち、ワークスペースアナリティクスについてレポートさせていただきました。
ワークスペースアナリティクスについてはシステム管理者向けの機能となっており、組織内のNotion利用活性化に向けて広く役立てることができるものになってると感じました。
特に、組織内でNotionを有効利用していくためには、キープレイヤーや積極的に活用しているチームの存在が大きいと考えています。
Notionの利用が活発なユーザーやチームを見つけて、協力を呼びかけたりユースケースを組織内にシェアしたりと、アナリティクスの情報からいろいろな施策につなげることができると思います。
また、検索情報からより良いコンテンツづくりにつなげたりと、アイディア次第で利用シーンはいくらでも出てくると思いますので、是非ご活用いただければと思います。
今後もNotionの情報については精力的に発信していきたいと思います。
ネクストモード社は、日本で3社しかないNotion販売代理店です。(2023年01月01日現在)
Notion導入を検討の際は是非下記からお問い合わせ頂けますと幸いです。