はじめに こんにちは、ネクストモードの鮎澤です。...
【Notion】【小ネタ】ボタンのフィルターを使ってリレーションするページを一括で追加してみた
はじめに
こんにちは、ネクストモードの鮎澤です。
今回はボタン機能を使って、リレーションプロパティに特定のページを一括で追加する小ネタを紹介します。
リレーションプロパティにページを関連付けることで、案件と関連のあるタスクページを紐づけたり、工数の数値の計算など、効率的に管理することができます。しかし、関連付けの作業は一つ一つ手動で行う必要があり、ページ数が数百もあるとクリックのし過ぎで指が腱鞘炎になってしまうかもしれません。
そんな悩みを抱えている方に本ブログが参考になればいいなと思っています。
さっそくやってみる
はじめに何の変哲もない案件DBとタスクDBを用意します。
案件DBとタスクDBの双方向でリレーションさせます。案件DB(タスクDBでも可)でプロパティ名横の「+」からリレーションプロパティを選択します。設定は双方向にリレーションを有効にし、その他はデフォルトのままでリレーションを追加します。
リレーションプロパティの追加までは通常通りですが、ここからリレーションページ追加ボタンを作成します。
はい。
それでは、スラッシュコマンドを使って、/ボタンと入力しボタンブロックを作成しましょう。
ボタンブロックで設定したアクションは以下のとおりです。
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誤操作防止用の確認メッセージ
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関連付けるページの追加
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アクション:ページを編集
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- フィルターは「すべてのページ」をクリックすると設定できます
フィルター:名前プロパティの値に「案件A」が含まれている
- フィルターは「すべてのページ」をクリックすると設定できます
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データベース:タスクDB
- 小項目に大項目を関連付けるイメージで設定することで、フィルター内容の変更が楽になります
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プロパティを編集:案件DBに案件Aを追加
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それではリレーションページ追加ボタンを押してみましょう。
タスクDBの案件A_タスクに案件DBの案件Aが紐づけることができました。あとからタスクが増えたとしても、再度ボタンを押せば案件Aが追加され紐づけることが可能です。
また案件B用にボタンの設定で、名前プロパティの値に「案件B」を含むようにしフィルターし、かつ追加するページを案件Bにすると、タスクDBの案件B_タスクに案件DBの案件Bを紐づけることができます。
案件Aのボタンを複製して、案件B用のボタンを作成するのもいいですね。関連ページを追加した後は、ロールアッププロパティを使って、予定工数や実績の合計時間を算出、タスク数などをカウントすることで案件ごとの分析や報告・共有資料に使うことができます。
まとめ
ボタンを使うことでリレーションプロパティの関連付けが非常に楽になります。使いどころとしては、数百~数千行あるCSVをNotionにインポートして関連するDBとリレーションしたいとき、さきほど紹介したような既存のタスクDBと案件DBを紐づけたいときに活用できます。
他にも使いどころがあると思いますので、本ブログを参考にいろいろ試してみてください!
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