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【Notion】AIエージェントとしてサイドメニューに戻ってきたNotion AIをさっそく使ってみた

はじめに


こんにちは、ネクストモードの鮎澤です。

少し前までホームと統合されていたNotion AIが、最近のアップデートにより再びホームとNotion AIで分かれました。さらにNotion 3.0がローンチされ、Notion AIがNotion AIエージェント(以下、AIエージェント)として利用できるようになりましたので、改めてサイドメニューにあるNotion AIについて解説していきます。利用できるAIのモデルや使い方についてもご紹介しますので、ぜひご一読ください。

サイドメニューのNotion AI


現在(2025年9月)は、Notion AIがホームから分離され、Notion AI単体としてサイドメニューに再登場しました。Notion 3.0のローンチによりAIエージェントとして利用できるようになり、UIも刷新されています。さっそく画面の上から順に解説します。

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まずはAIエージェントのパーソナライズです。こちらの詳細については本ブログでは割愛しますが、AIエージェントではアイコンや名前を変更したり、GeminiのGemsのようにユーザー専用のAIエージェントを設定できます。Notionではこれをパーソナライズと呼んでいます。本ブログでは「魚に詳しいAI」という名前に変更し、指示内容も「説明するときは魚に例える」ようにパーソナライズしています。

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「クリップ」のアイコンからファイルをアップロードできます。たとえば画像をアップロードしてテキストを抽出できます。パーソナライズ設定が有効なら、私の環境であれば魚に関連する比喩も交えて説明してくれます。

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「自動」では最新のモデルや、画面右下のAIエージェントのアイコンにはないGemini 2.5 Proを利用できるなど、幅広いモデルを選べます。好みのモデルで調査したい場合は、サイドメニューのNotion AIから使うとよいでしょう。

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「リサーチ」は前回と同じリサーチモードを利用できます。リサーチモードは以前と同様の使用感で、ワークスペース内外の情報を横断収集し、短時間で調査レポートを作成できる機能です。

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「アプリからより適切な回答を得る」ではAIコネクターの設定画面に遷移します。どのサードパーティアプリと接続しているか簡単に確認できるようになったので、個人的にはうれしいアップデートです。

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さっそく使ってみた


さっそくAIエージェントを使ってみましょう。プロンプトに「Notionについて10行程度で教えて」と指示してみると、パーソナライズされた魚の比喩を交えてNotionについて教えてくれました。また、プロンプトをワンクリックでコピーできるため、使い回しやブログへの貼り付けに便利です。

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続いてデータベースを指定して、特定のページを探してもらいましょう。以前はリサーチモードでのみ、プロパティの情報からデータベース内のページを探してくれましたが、今回のAIエージェントではリサーチモードに切り替えなくても見つけてくれるようになりました。コンテキストに議事録DBを含めて、参加者プロパティに私が入っているページを検索してもらいます。

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今回検索してもらったデータベースは下図のとおりで、正しい情報を教えてくれたことを確認できました。

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まとめ


サイドメニューのNotion AIについてご紹介しました。AIエージェントとして強化された機能があり、使い勝手が良くなったと思います。検索の精度や、情報が多いときにAIエージェントのほうからソースを絞るための候補をいくつか提案してくれるので、一緒に調べている感じがしてAIエージェントを利用するのが楽しくなりました。これからもAIエージェントをどんどん利用して、新しい発見やユースケースがあればブログで紹介していきます。

 

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