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【Notion】ボタンプロパティでリセットボタンを作ってみた

はじめに


こんにちは、ネクストモードの鮎澤です。

先日、Notionデータベース(以下、データベース)にボタンプロパティが追加されましたね。

ボタンプロパティを使うことで、1つ1つのプロパティの更新やページの追加など一連のアクションを効率化できるようになりました。
概要とユースケースは下記のブログで紹介しているので、ぜひご覧いただければと思います。

ボタン1つで複数のアクションを実行できる一方で、間違えてボタンを押してしまった時に戻すの手間だなと思った経験はないでしょうか?
Ctrl + Z で1つ前の状態に戻すことができますが、「焦って戻しすぎた」、「元の状態を忘れてしまった」、となったら大変です。
そこで本ブログではボタンプロパティでリセットボタンを作りそのような事態を防ごうといった主旨です。

ボタンプロパティの楽しみ方の1つとして読んでいただければ幸いです。

リセットボタンの定義


はじめに本ブログにおけるリセットボタンを、「追加または変更されたプロパティのオプションを元に戻すボタン」と定義します。
またボタンプロパティで追加したページを削除するといったユースケースには対応していませんので、予めご了承ください。

やってみた


まずは下図のようにデータベースを作成します。

notion-database-reset-button-property01

開始ボタンと完了ボタンのプロパティは以下のように設定しています。

  • 開始ボタン
    • ステータスを「進行中」に変更する
    • ボタンを押下したユーザを主担当のプロパティに追加する
    • ボタンを押下した日時を開始日時のプロパティに追加する
  • 完了ボタン
    • ステータスを「完了」に変更する
    • ボタンを押下した日時を終了日時のプロパティに追加する

試しにタスクAでボタンプロパティを使ってみます。

プロパティの設定通りに動きましたね。
続いてリセットボタンです。プロパティの設定はシンプルです。

リセットボタン

  • ステータスを「未着手」に変更する
  • 開始時刻、終了時刻のクリア(空)にする

開始時刻、終了時刻の設定は、日時の未選択にすることでボタン押下時に日時をクリアにすることができます。

notion-database-reset-button-property02

またリセットボタンを誤って押してしまいプロパティがリセットされてしまった、といった事態を防ぐために確認メッセージも追加しています。
それではタスクBを使い「誤って開始ボタンを押してしまったのでリセットする」といったユースケースで、実際に操作してみましょう。

開始ボタンで変更されたステータスや、追加された日時が元の状態に戻っていることが確認できました。
また完了ボタンを誤って押下してしまった場合のユースケースにも対応できます。

まとめ


今回はボタンプロパティの新たな活用方法の1つとして、リセットボタンをご紹介しました。

「そもそも開始ボタンにメッセージを追加すればいいのでは?」といった声もあると思います。その方法も間違いではないですが、開始ボタンを押すたびにメッセージが表示されると煩わしさが目立つケースもあります。
開始ボタンのメッセージを無くし、間違えたときの切り札としてご紹介したようなリセットボタン作ることで、作業効率を落とすことなくボタンプロパティを利用できると考えています。

本記事が快適なNotion Lifeの手助けになれば幸いです。

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