当エントリは『ネクストモード フルリモート業務を実現するSaaS活用&カルチャー Advent Calendar 2024』5日目のエントリです。
【Notion】チーム活動の振り返りをNotion × KPTでやってみる
はじめに
ネクストモードの南です。
今回はNotionのユースケースとして、KPTによるチーム活動の振り返りを紹介したいと思います。
KPTとは
KPTとはチームやプロジェクトの振り返りを効果的に行うためのフレームワークです。
K(Keep:継続すべき良かった点)、P(Problem:問題点・課題)、T(Try:次回挑戦すること)の3つの視点で分析することで、取り組むべき課題の早期発見と共有が可能になります。
また、シンプルで実践しやすく、チーム全体が次にやるべきことを明確化できるというのも特徴です。
継続的に実施することで業務改善やチームの生産性向上につながり、ネクストモードでも設立当初から取り入れています。
先日、エンジニアチームにてKPTによる2024年度の振り返りを実施しましたので、その様子を紹介したいと思います。
振り返りの様子
KPTによる振り返りはNotionを活用して実施しました。
Notionはレスポンス性が優れているので、複数人でもストレスなく編集することができます。
今回のような意見収集やディスカッションが必要なケースでも、効率よく情報を整理することができます。
また、マーケットプレイスでKPT用のテンプレートも公開されているので、テンプレートを使えばより手軽に実践することもできます。
今回はNotion上で以下のデータベースを用意しました。
最初に15分程度時間をとり、参加者が考えるK(Keep:継続すべき良かった点)、P(Problem:問題点・課題)、T(Try:次回挑戦すること)をどんどん追加してもらいます。
できるだけ自由で多様な意見がほしいので、特に内容や数に制限はしていません。
また、データベースには「いいねボタン」を設置して、共感した内容には投票ができるようにしています。
- 「いいねボタン」の設定
→ ボタンクリック時に「いいねの数」(数値プロパティ)に+1する
記入が終わったら「いいね」の多い順に出た意見をソートし、読み合わせをしてメンバー内で共有します。
- ミーティングの様子
他のメンバーの意見を見てみると、自分にはない発想や意見が出てくるので非常に新鮮です。
普段一緒に仕事をしているメンバーがどのようなことを考えているのかを共有することで、お互いの理解を深めることにつながっていると感じます。
おまけでKPTごとの「いいね」の合計数もチャートで表示してみました。
Keepの数が一番多かったのが良かったですね。
まとめ
Notionを活用したKPTによるチーム活動の振り返りを紹介しました。
ネクストモードでも設立当初から導入をしていますが、継続的に実施することで業務改善やチームの生産性向上につながり、メンバー間の相互理解にも大きく貢献していると感じます。
また、Notionはリアルタイムの共同編集や視覚的な整理がしやすい点も強みであり、今回のような複数人によるディスカッションにも役立てることができます。
今回の内容がご参考になれば幸いです。
Notionについてのお問い合わせ
ネクストモード社は、日本で3社しかないNotion販売代理店です。(2023年01月01日現在)
Notion導入を検討の際は是非下記からお問い合わせ頂けますと幸いです。