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【Notion】データベースでタブ付きレイアウトが設定できるようになりました

はじめに


ネクストモードの南です。

Notionのデータベースのレイアウト機能で、タブ付きのレイアウトが設定できるようになりました。
このアップデートについて具体的な利用シーンを交えながら解説していきたいと思います。


アップデート内容


データベースのレイアウト機能で、ページのレイアウト構造が新たに選択できるようになりました。
レイアウト構造でタブ付きレイアウトを選択すると、ページ内で他のデータベースの情報をタブで整理して表示できるようになります。

タブ付きレイアウトを使うと、例えばリレーション先のデータベースをページ内のタブの切り替えで表示することができるようになります。
複数のデータベースの情報をきれいに整理したいケースでは、このアップデートが特に役立ちます。

データベースのレイアウト機能は比較的最近リリースされた機能となります。
まだ十分に活用していない場合は以下の解説記事もご参考ください。

 


使い方


レイアウトのページ設定に新しく「構造」という項目が追加されており、ここからタブ付きレイアウトを設定できます。

  • データベースのページのをクリックしレイアウトをカスタマイズをクリック
    notion-tabbed-layout-structure
  • 左上のページ設定をクリックし、タブ付きをクリック
    notion-tabbed-layout-structure 1
  • レイアウトの画面でをクリックしてタブを追加
    → リレーション先のDBを選択、または既存のデータベースをリンクをクリックして任意のDBを選択
    notion-tabbed-layout-structure 2

タブを追加すると、データベースのページでタブが表示されるようになります。
リレーション先のデータベースを選択した場合は、デフォルトでリレーションしたページでフィルターされた状態になります。(フィルターの設定を変更することも可能)

  • 通常のページ
    notion-tabbed-layout-structure 5
  • タブをクリックして表示を切り替え
    notion-tabbed-layout-structure 6

タブに表示しているデータベースは、レイアウトの画面でプロパティの表示順やビューの種類を変更できるようになっています。

notion-tabbed-layout-structure 7

タブ付きレイアウトが役立つシーンとしては、データベースでリレーションを設定しているケースがあげられます。
例えばプロジェクトDBとタスクDBをリレーションしているケースで、プロジェクトのページでタスクDBのタブを用意すると、そのプロジェクトに関連するタスクを簡単に確認できるようになります。
他にもリレーションしている場合はデータベースごとにタブを用意すると、情報の往来をスムーズにすることができます。

  • プロジェクトDBのページ
    notion-tabbed-layout-structure 3
  • タブを切り替え
    → リレーション先のタスクDBが表示
    notion-tabbed-layout-structure 4

 

補足

これまで同じようなことを実施しようとした場合、ページにリンクドデータベースを設置しているケースが多いと思います。
タブ付きレイアウトと違って表示を切り替える必要がないので、1ページに情報をまとめたい場合には依然として有用な方法です。

notion-tabbed-layout-structure 8

一方、タブ付きレイアウトのメリットとしては、ページごとに設定する必要がなく統一したレイアウトとして提供できる点がポイントです。

リンクドデータベースとタブ付きレイアウトのどちらがより適しているかについては利用シーンによって異なりますので、状況に応じて最適な方を選択してください。

 

まとめ


新しくリリースされたタブ付きレイアウトについて紹介させていただきました。

複数のデータベースを連携しているようなケースでもタブ一つで表示を切り替えられるため、情報整理がより効率的に行えるようになります。
プロジェクト管理やタスク管理など様々なシーンで活用できるポテンシャルを持っているので、ぜひ試してみてください。

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