コンテンツまでスキップ

【Notion】Notionのボタンプロパティで簡易的に稼働管理データベースを作ってみた

はじめに


こんにちは、ネクストモードの鮎澤です。

今回はボタンプロパティを使って簡易的に月次の稼働管理データベースを作成してみたので、作成方法と活用例をご紹介していきます。
稼働時間を手動で入力する必要は無く、ワンクリックで効率的に管理できるので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ボタンプロパティの概要や使い方については下記ブログをご参照ください。

稼働管理データベースを作成する


はじめにスラッシュコマンドで「データベース:インライン」を呼び出し、下図のようにデータベースを作成します。

notion-workload-management-database-button-property-01

続いて稼働時間を追加するボタンを作成していきます。ボタンプロパティを追加し、プロパティ名を「+ 0.5時間」とします。名前を変更できたら「オートメーションを編集する」をクリックします。

notion-workload-management-database-button-property-02

今回のアクションは、ボタン押下時に数値プロパティの値を「+ 0.5」するため、下記項目を選択したあとに「関数として編集する」のアイコンをクリックします。

  • アクションを追加」 → ページを編集
  • データベースを選択 → このページ
  • プロパティを編集 → 稼働時間

notion-workload-management-database-button-property-03

関数ではボタン押下時に「数値プロパティ」に「0.5」を追加したいので、下図の手順に沿って設定し保存します。

notion-workload-management-database-button-property-04

ボタンプロパティでボタンをクリックし、数値プロパティに0.5が追加されていれば問題ございません。

notion-workload-management-database-button-property-05

0.5時間を追加するだけでは修正が大変なので、同じ手順で「- 0.5時間」のボタンプロパティを作成し、最終的に下図のようになっていれば完成です。これで手入力する手間が大幅に改善されましたし、「+ 0.5時間」のボタンをクリックしすぎた際の修正も「- 0.5時間」のボタンをクリックするだけなので簡単になりました。

notion-workload-management-database-button-property-06

稼働管理データベースの活用例


前の章では稼働管理データベースの作成方法をご紹介しました。本章ではどのように活用していくのかご紹介します。

Notionデータベースでは数値プロパティの値を計算することができるので、たとえば月の稼働時間の合計を算出することが可能です。

notion-workload-management-database-button-property-07

さらに下図のようなチャートビューを作成することで、業務ごとの稼働割合を簡単に確認することができます。

notion-workload-management-database-button-property-08

チャートビューで設定した内容は下記の通りですので、ご参考ください。

  • チャートの種類 → ドーナツ
  • データ → 業務プロパティ
  • 表示する値 → 稼働時間プロパティ
  • その他の項目 → デフォルト

まとめ


簡易的に稼働管理データベースの作成方法と活用例について紹介してきました。私自身、この稼働管理データベースを使っていて非常に楽になったなと感じています。特に稼働時間の手入力に悩まされていたので、ボタンプロパティを使うことにより問題を解消できてストレスフリーになりました。今回ご紹介した内容は様々な用途に応用できると考えておりますので、ぜひオリジナルのNotionデータベースを作成してみてください。

また、本ブログでは細かくご紹介しませんでしたが、ボタンプロパティの関数や関数プロパティで、AIによる数式自動生成機能が追加されていますので、気になる方はまなべさんのブログ記事をご参照ください。

Notionについてのお問い合わせ

ネクストモード社は、日本で3社しかないNotion販売代理店です。(2023年01月01日現在)
Notion導入を検討の際は是非下記からお問い合わせ頂けますと幸いです。

新規CTA