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【Oktane24】Accelerate value with Okta's Identity Maturity Model

こんにちは。 乾燥地区のラスベガスにいるせいか、購入するお水がとても美味しいと感じる Nextmode 「いけだあ」です。 

現地時間10月15日~17日までoktaneが開催されており、Okta社のIMMモデル(Identity成熟モデル)に関するセッションに参加してきました。速報ですが内容共有いたします!

警告。ダメなケース。。


はじめにダメなケースとして、「個々の技術的なニーズやビジネス上の課題に対して、個別サービス・ソリューションをパッチワーク的に導入してしまうこと」

→ 個別最適の積み重ねでは、全体的な最適とならず、結果として2重コストが発生したり、複雑な運用を強いられることになってしまう。

 

Okta Identity Maturity Modelとは?


アイデンティティ機能と有効性の現状を評価し、改善計画を作成し、継続的な成功と価値を測定するためのフレームワーク

  → アイデンティティ環境の成熟度を理解し、成熟度の向上がビジネス成果の達成に役立つ

  → 何千ものお客様からのベスト プラクティスから、アイデンティティ関するアクションと評価基準を示す成熟度モデルを整理

■ ビジネスで成長していくには、Identityはとても重要なもので、以下の3カテゴリーから戦略的なプラットフォームを構築していくことが重要

 ・Security & Compliance (セキュリティ&コンプライアンス)

 ・Operational Agility (運用の俊敏性)

 ・End-User Experience (エンドユーザエクスペリエンス)

■ 上記を3カテゴリーに対して、4つのステップで計画的・継続的にビジネス成果に達成する

 ・Fundamental : 必須なIdentityニーズを満たす。成熟のための強固な基盤を作る。

 ・Scaling       : 統合分野の拡大。 エクスペリエンス・セキュリティの改善。

 ・Advanced     : タスクやプロセスの自動化。 包括的な効率化。

 ・Strategic       : リスクや違反への事前対処。 AI領域の拡大(実施/洞察/推奨)

■具体的な成熟モデル(スライド)

 

お客様事例


しっかりとMaturity Modelを沿って現状を分析し、改善すべき部分に対してStrategicステージを見据えて段階的に解決していくことが重要であり、そのお客様事例として3事例の紹介がありました。

① 数十億ドル規模の通信会社

 ・認証システムの開発 → 重複サービスの削減、構造的な複雑さの解消

② エネルギー会社

 ・オンプレミスのレガシープラットフォームからokta OIGへの段階的な移行ステップの実施

③ エンターテイメント会社

 ・IAMプログラムの再構築による市場投入のスピードアップ

 

おわりに


本セッションでは、細かな技術的な内容が無く、営業の自分にとっては理解しやすい内容でした。

自分へのメモになりますが、以下を強く再確認でき、行動に移していきます!

 ・パッチワーク的な課題解決の積み重ねでは、最適なシステムにならない。

  → 営業としてサービス提案をするとき、お客様要望の解決だけでなく、全体を見据えて統合できるか?

    ・スケールするか?・効率化/自動化できるか?等の成熟ステップを考えた上で提案していく。

また、IMMの詳細はWebで掲載されているため、後に学習してみようと思います。

ちなみに、ゼロトラストにもCISAが公開している成熟度モデルがあります。