日本酒をこよなく愛する里見です。2020年に会社を立ち上げて以来、年間100日を超える日々、旅をしながら働いています。クラウドネイティブな会社だからこそ、いつでもどこでも働けるのはありがたいです。...
【Asana】どのプランを選べばいいのかわからないあなたへ、
はじめに
こんにちは、年末にこじつけて休肝日がなくなってしまっているネクストモードのkamuです。
ここ最近、Asanaを提案していて、
「プランが多すぎて、自分たちに必要なのはどれか迷ってしまう」
という言葉をよく耳にします。
そこで、今回はプラン選びに迷っている方向けにブログを執筆したいと思います!
①Asana プラン別機能比較
まず初めに、組織の成長に欠かせない「見える化」と「自動化」の観点から、おおまかに各プランの違いをまとめました。
| ライセンス種別 | Starter | Advanced | Enterprise/Enterprise+ |
| ユーザー数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 目標管理 | 基本的なタスク管理 | ゴール機能(全社目標連携) | 戦略マップ・重みつけ目標 |
| リソース管理 | × | ワークロード(工数管理) | キャパシティ計画・タイムシート |
| AI活用 | 基本的なAI | スマートサマリー・レポート | AIによるリスク分析・分析 |
| 管理・安全 | 基本管理 | カスタムフィールドのロック |
SCIM・サンドボックス・24/7サポート |
この表を見ただけでなんとなくわかっていただけたかもしれないです....
そうなんです、Asanaの真の力は「Advancedプラン」以上でなければ解放されないんです!!
Starterプランまでの機能は、どちらかというと「個人のタスク」や「単一のプロジェクト」を追いかけるためのものと言えます 。
もし、複数の部署が手を取り合い、会社全体の大きな目標を達成しようとするなら、
Advancedプランの機能があって初めて「Asanaを使いこなせている」と言えるはずです。
②なぜ「Advanced以上」でなければならないのか?
なんで「Advanced以上」でなければならないのかもっと深堀りしてみましょう!
結論:Advanced以上の機能がないと「管理のための管理」に追われてしまうから。
深堀りといいつつ一行で終わりました。
「Advanced以上」を導入しないと管理する機能がないんです。具体的にどのような管理機能があるか説明します。
- 「ゴール」で迷いをなくす:自分のタスクが会社の目標にどう繋がっているかが見えるため、メンバーのモチベーションが劇的に変わります 。
- 「ポートフォリオ」で全体を俯瞰:複数のプロジェクトの進捗を一つの画面で確認できるため、マネージャーが確認に走る必要がなくなります 。
- 「ワークロード」で燃え尽きを防ぐ:誰が忙しすぎるかをリアルタイムで把握し、適切に仕事を分担できるのはAdvanced以上の特権です。
③「Advanced」と「Enterprise」の差は??
前述しましたが、Advanced以上でないとAsanaの本領発揮しない!といいました。
では、Advancedの上である「Enterprise」ってどんなライセンスなの??ということを説明します。
私が思うに、
Advancedが「ビジネスの標準」だとしたら、
Enterprise(エンタープライズ)プランは、組織にとっての「ベスト」な選択肢と言えるでしょう。
なぜなら機能が増えるだけでなく、組織全体の「安全性」や「管理のしやすさ」が格段にアップするからです。
では、なぜEnterprise以上がベストなのでしょうか。
- 管理の自動化でスムーズな運用(SCIM / SAML):ユーザー数が増えても、ID管理システムとの連携で、アカウントの発行や停止を自動化できます 。運用担当者の皆さんの手間を減らしつつ、セキュリティも守れる一石二鳥です。
- 安心の「サンドボックス」環境:本番の環境に影響を与えずに、新しい設定やワークフローを試せる「サンドボックス」が利用できます 。失敗が許されない大切なプロジェクトでも、安心して新しい運用にチャレンジ可能です。(Enterprise+のみ)
- 万全のセキュリティと監査:厳格なセキュリティ要件を満たすための監査ログや、IPアドレスの許可リスト設定など、企業が求める安心がすべて詰まっています。(Enterprise+のみ)
- 24時間365日のプロフェッショナルサポート:もしもの時でも、Asanaの専門チームがいつでも支えてくれます 。

④投資の価値は、目に見える「成果」として返ってくる
では、Asanaを入れるとどうなのよって話です。
実際にAsanaを導入した企業では驚くべき成果が出ています。
- 期限内に完了するプロジェクト数が 57% 増加
- 業務プロセスの実行速度が 54% 向上
「コスト」と考えるのではなく、チームの時間を生み出し、確実に目標を達成するための「投資」と考えてみてはいかがでしょうか。
⑤まとめ:あなたにピッタリのプランは??
- まずは部署内で目標を一つにまとめたい → Advanced
- 組織全体のガバナンスを効かせ、最高の効率と安全を手に入れたい → Enterprise / Enterprise+
このブログをAsanaの導入、プラン選びの参考にしていただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
