ワインをこよなく愛するネクストモードの里見です。...
ネクストモードのカルチャー ⑤与えることに謙虚であり、感謝の気持ちを持つこと
ワインをこよなく愛するネクストモードの里見です。
今回はネクストモードのカルチャーのひとつである、「与えることに謙虚であり、感謝の気持ちを持つこと」について紹介します。ネクストモードでは、8つの「求める人物像」を定めていて、こちらで公開しています。
ネクストモードは自宅でもワーケーション先でもセキュアに働けるように、場所に囚われない「クラウドであたらしい働き方を」お客様に整備するクラウド専業のインテグレーターです。従来の非効率な働き方をなくして、クリエイティブな世の中に変えられると信じています。
全メンバーがリモートで働くからこそ、離れていてもお互いを信頼できるカルチャーを最も大切にしています。
与えることに謙虚であり、感謝の気持ちを持つこと
ITの技術やノウハウは、先人の努力の積み重ねであり、我々はその恩恵にあずかりながらビジネスをしています。最先端の技術はすぐに廃れますが、廃れる前にすこしでも世の中に還元をして、また次の世界を技術で作っていきたいと思います。
- 我々は常にクラウドのプロフェッショナルであるために、その高い能力を磨き続けます。そして自らの能力に奢ることなく、ビジネスやブログを通して世の中に還元していきます。少しでも世の中を良くしていくために、自分ができることがなにかを考えましょう。
- ネクストモードのメンバーは、親会社の資本に守られ、働きやすい恵まれた環境にいます。恵まれた環境で得た力を社会にどのように還元するか、共に考えていきたいと思います。
- 困ったことは、Slackの「help-me」チャネルでなんでも相談。必ず誰かが知恵を与えてくれます。いつか自分も与える側になれるように、みんなで助け合って過ごしたいです。
- Slackに感謝を伝えるチャネルがあります。ちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝えましょう。
- 半年に1回、最もネクストモードのカルチャーを体現した人=ネクモリアンを表彰します。雇用形態を問わず、全メンバーに投票権があります。
シナジーHRの「感謝の言葉とモチベーション」の調査(全国の企業に勤務する20代〜60代の男女354名)によると、「職場で、労いや感謝、賞賛の言葉をもらい、仕事への意欲・モチベーションが上がった(上がる)ことはありますか?」と質問したところ、約57%の人が「よくある・たまにある」と回答しているようです。ちょっとしたことでも仕事の中で感謝をされると、嬉しいものです。
出典:シナジーHR https://sharin.biz/questionnaire-survey-thanks/
また、Unipos株式会社の「感謝と仕事に関する調査」(20~50代の男女ビジネスパーソン2,096名、2019年11月)によると、エンゲージメントが「高い」人は、感謝を言われる頻度が高い人が82.4%。「低」の人より32.3ポイントも高いといわれています。感謝されると、仕事のやる気もでます。
出典:Unipos https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000036775.html
更に、一般社団法人日本能率協会(2017)「全国のビジネスパーソン1000人に対し行った「仕事や感謝」に対する意識調査」によれば、仕事のやりがいを感じている人の81.4%、職場がビジネスで十分な成果を上げていると思う人の74.7%が、感謝の気持ちを伝えることに積極的であることがわかっています。感謝をする人は能力が高い、ということでしょうか。
出典:一般社団法人日本能率協会 https://jma-news.com/wp-content/uploads/2018/03/release20161118_f00420.pdf
これらのデータの結果から、感謝をたくさん伝えている人は、エンゲージメントが高く、十分な成果をあげている人が多いことがわかります。感謝するだけで業績があがるわけではないと思いますが、どんどん感謝をして、やりがいのある仕事で結果をだして、成長のサイクルをまわしてもらいたいと思っています。
フルリモートで働いているからこそ、言葉にしないと伝わらないことがあり、日ごろから感謝の気持ちを伝えあうようにしています。
ネクストモードでは、半年に1回、①感謝の言葉を送った人、②感謝の言葉を受け取った人を表彰しています。ProfllyとSlackの「39-thanks-to-you」チャネルを連携させて、感謝の数を毎月集計しています。社員だけでなく、雇用形態を問わず、ネクストモードでフルタイムで働くメンバー全員が対象です。
Notionを活用したカルチャーの醸成
Notionを活用したカルチャーの醸成について、紹介します。
ネクストモードのNotionには様々なノウハウが蓄積されています。また、ブログでは積極的に技術ノウハウを公開しています。特に自分が好きなのは、「部署や業務的施策に関係ない情報を記載するスペース」のためにある「雑misc」です。
「オフィス周辺ランチ情報」から「運動の習慣をつけよう」まで、なんでもNotionにまとめています。休日には、「好きな映画・ドラマを語る会」のリストから選んで映画を観ています。ナレッジとよべるものは、どんどん社内に発信してくれています。
ネクストモードでは、「情報は発信する人に集まる」と考えています。
発信するとどの分野に詳しい人かを、周りに知ってもらえます。発言内容がマニアックであるほど、その人の専門分野を具体的に理解してもらうことができます。
周囲からはその分野が詳しいと思われているので、疑問や困りごとを相談されるようになっていきます。相談された内容のすべてに答えられるわけではなくても、調べて答えると、更に詳しくなります。得意分野に関する社内の相談が集約されるようになってきて、人の繋がりや信頼がうまれます。
こうして情報の発信を続けていると、得意分野に関連する社内の事象が自然と集まってきて、情報の感度がアップグレードされます。無意識の情報収集センサーが働くようになって、インプットされる情報の処理の仕方が変わってきます。思いもよらないアイディアに繋がるセレンディピティのような発想も、頻繁に起こるようになっていきます。
また、嬉しいのが受け手から感謝されることです。感謝されることで評価が高まっていきます。フルリモートで働く我々は、飲み会が少なく人とリアルに会う機会が少ないなか、Notionのナレッジで感謝され、見えない絆が積み重なります。
どんどん発信している人には、最終的に鮮度の高い情報が常に入ってくる状態になります。マーケティングの理論である「チャルディーニの法則」のひとつ「返報性」が機能して、人に親切にされると自分も恩返ししたくなる、という連鎖が続きます。この連鎖を経験した人は、惜しみなく与えるギブファーストが大切であると考えるようになるわけです。
Slackを活用したカルチャーの醸成
次に、Slackを活用したカルチャーの醸成について、紹介します。
Slackの「help-me」チャネルでは、日々多くの質問が投稿されています。ここに投稿された場合、なにか本当に困っていることがあるのだと考えて、できるだけ早く、誰かが回答をするようにしています。
ちょっとした悩みや困りごと、なんでもここで相談できます。メールで相談するまでのことでなくても、Slackなら気軽に相談できます。
最後に
ひとりひとりがその人らしく働けるカルチャーは、SaaSの導入で浸透させることができます。自分の魅力や個性を最大限に発揮して「なりたい自分」になれる、そんな環境をクラウドで創っていけると信じています。これからも「クラウドであたらしい働き方を」世の中に広めていきたいと思います。
紹介しているSaaSの導入相談は、こちらからお願いします。