ワインをこよなく愛するネクストモードの里見です。 今回はネクストモードのカルチャーのひとつである、「全員がリーダーシップを持つこと...
ネクストモードの5年間を数字で振り返る
日本酒をこよなく愛するネクストモードの里見です。2020年7月、NTT東日本とクラスメソッドの出資により誕生した当社は、気がつけば6期目を迎えました。ここまで走り続けてこられたのは、ひとえに支えてくださった皆様のおかげです。そして、日々挑戦を続けるネクストモードの仲間たちに、心からの感謝を。今回は、そんな私たちの“これまで”と“これから”を、数字を交えて振り返ってみたいと思います。とくに2024年度は、SaaSビジネスが飛躍を遂げた一年でした。
売上高
クラウド市場の拡大による需要の増加及び、SaaS事業の拡大に伴い、順調に売上を伸ばし高い成長率を維持しました。特にストックビジネスであるMSP事業・SaaS事業は売上を伸ばし高い成長率で拡大しています。
営業利益
営業利益は創業以来黒字を維持しています。中でもNetskopeの販売が好調で、2年連続で日本で最も多くの会社にNetskopeを新規販売したとして、「Top Hunter award」を受賞しました。SaaS事業の拡大に伴い、採用を強化したことで利益が低くなりました。一方、MSPをはじめとしたAWSビジネスは新規営業を停止したことにより、利益が確保できる構造となりました。そのため、2024年度はMSP事業が利益を下支えする構造となりましたが、今後はSaaS事業による利益創出を目指します。
ストックビジネス
MSPやSaaSのストックビジネスの比率は年々増加傾向にあり、2024年度には92%※まで拡大しました。(※2023年度より精緻に集計:MSP事業の初期費用・変更費用やSaaS事業の導入支援費用はフロービジネスとして分計)
取引数
取引企業数は会社設立からの累計403社、年度毎の取引企業数でも一般市場の企業との取引が大きく拡大しました。また、契約件数は会社設立からの累計1,388契約となりました。
収益性
営業利益率は主力となる事業構造の変化(SI事業→SaaS事業)に伴い利益構造が変化。ROEは8%(情報・通信業の平均は約8.5%※)、ROAは4%(情報・通信業の平均値4.6%※)。一部の大型案件で低い利益率となった他、エンジニアのリスキリングへの投資が嵩み、営業利益率は5%となりました。
成長性
全体の売上高成長率(売上高成長率=(当期の売上高-前期の売上高)÷ 前期の売上高)は30%と創業以来の成長を維持しています。特にSaaS事業は高い成長率を維持しています。
カルチャー
2024年度はランチ無料施策、全社ワーケーション、社員合宿等、フルリモートの会社でありながら、メンバーが自主的に集まりたくなる施策を多く実施してきました。仕事はフルリモートで自分の好きな場所で集中して行い、チームビルディングはオフラインで行う、というやり方がより定着した年でもあります。強制はしていないのですが、懇親会やお客様訪問等で集まる機会が増えたことが良かったと思っています。2025年度はより多くの中途採用社員を増やしていきたいと思います。
感謝 これからも、「クラウドであたらしい働き方を」共に
5期目を無事に終えることができたのは、お客様、パートナーの皆様、そして挑戦を続けてくれるメンバーのおかげです。心より感謝申し上げます。
OktaやNetskopeに加え、Asana、NotionといったSaaSの導入支援が飛躍的に伸びた一年となりました。また、Syscloudをはじめとした新たなサービス展開にも手応えを感じています。
2025年度は、北米の先進技術に磨きをかけ、新たな価値をいち早く日本のお客様に届けてまいります。まだ多くの企業が、非効率な業務やレガシーな働き方に悩んでいます。ネクストモードは、クラウドとSaaSの力で、それらの課題を現実的に、そして着実に変えていきます。
御社の「次の働き方」づくり、ぜひ私たちにご相談ください。
6期目も、どうぞよろしくお願いいたします。