こんにちは、こやしぃです。 7月1日にネクストモードにジョインしてから、早一ヶ月が経とうとしております。ここで7月上旬の出来事を少し振り返ってみようと思います。 目次...
ファストドクター 〜リモートワーカーにとっての“救急箱”〜
日本酒をこよなく愛する里見です。今日は最高の医療体験をしたので、その話を書きたいと思います。
私は普段、世界中を旅しながらリモートワークで働いています。年間150日以上、「クラウドであたらしい働き方を」追求して、どこにいてもWEB会議ができて、Slackでチームと繋がれる時代ですが、そんな「クラウドワーク」にも避けられない課題があります。――それが「医療」です。
私は普段、世界中を旅しながらリモートワークで働いています。年間150日以上、「クラウドであたらしい働き方を」追求して、どこにいてもWEB会議ができて、Slackでチームと繋がれる時代ですが、そんな「クラウドワーク」にも避けられない課題があります。――それが「医療」です。
旅先での体調不良、そして続く不調
今回はベトナム・サパ滞在中に体調を崩しました。最初は「ちょっとお腹を壊したかな?」と思っていたのですが、日が経つにつれて下痢と頭痛が続くように。なんとか仕事はできても体力の消耗が激しく、夜になると体がだるくなります。正露丸を飲んでやり過ごしてましたが、気が付けば一瓶飲み干してました。睡眠も浅く、当然のごとく、お酒を飲むと悪化します。
帰国後も改善せず、気づけば4週間。禁酒をしても改善しません。「これはまずい」と思いながらも、打ち合わせが詰まっていて、なかなか病院に行けません。気づくと今日も18時を過ぎ、また翌日に持ち越してしまう。そんな日々が続きました。
ベトナムで食べた〆たての鳥。どの料理も美味しかったのですが、なにかでお腹をやられました。“クラウドで診てもらえる医者”を探す夜
そんなある夜、ふと「オンラインで診てもらえるのでは?」と気づきました。ChatGPTで「リモート診療」と検索すると、CLINICS、curon、ファストドクターなどがヒット。中でもファストドクターは、アプリ不要で初診可能という点が魅力でした。体調が悪い時にアプリの設定をするのは地味にしんどいですからね。

予約から診察まで、驚くほどスムーズ
専用アプリ不要、ここまでスムーズなのは本当に助かります。予約から診察開始まではおよそ20分。体調が悪い夜にこのスピードで受診できるのは、まさに現代の医療革命です。画面に現れたのは30代前半くらいの女性医師。冒頭で医師免許証を画面に映してくれて、一気に安心感が生まれました。オンライン診療では、こうした“信頼の見える化”が大切だと思います。
問診は約15分。これまでの経緯を詳細に話した後に、「ベトナムで何を食べたか」「処方された薬は?」「今の症状の推移」など細かく聞いてくれました。
「便に血は混じっていませんか?」
「大腸の内視鏡はやったことがありますか?」
私は「血は混じっていませんが、年1回内視鏡を受けています」と答えると、医師はこう言いました。
「過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、等も考えられますが、ベトナムでの滞在を考えると、細菌への感染が最も疑われます。まずは抗生物質を3日間飲んで様子を見てください。改善しない場合は便の検査をおすすめします。毎年内視鏡を受けていらっしゃるので、すぐに内視鏡検査をすることはないと思います。」
この一言がとても印象的でした。内視鏡検査をする必要があると言われると、癌の疑いがあるということになるため、この言葉を聞いただけで安心しました。単に薬を出すだけでなく、次のアクションまで導いてくれる。オンラインなのに、対面よりも丁寧に感じました。
「便に血は混じっていませんか?」
「大腸の内視鏡はやったことがありますか?」
私は「血は混じっていませんが、年1回内視鏡を受けています」と答えると、医師はこう言いました。
「過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、等も考えられますが、ベトナムでの滞在を考えると、細菌への感染が最も疑われます。まずは抗生物質を3日間飲んで様子を見てください。改善しない場合は便の検査をおすすめします。毎年内視鏡を受けていらっしゃるので、すぐに内視鏡検査をすることはないと思います。」
この一言がとても印象的でした。内視鏡検査をする必要があると言われると、癌の疑いがあるということになるため、この言葉を聞いただけで安心しました。単に薬を出すだけでなく、次のアクションまで導いてくれる。オンラインなのに、対面よりも丁寧に感じました。
支払い・処方までオンライン完結
ベトナムで処方された抗生物質を忘れていたのですが、「よく使われるのはフラジール系ですね。それで効かない場合は耐性菌の可能性もあるので、今回はシプロキサンを処方します」と説明。さらに「ミヤBMも併用できますが、お持ちですか?」と確認。自宅にストックがあると伝えると、2錠を3回飲むように言われました。最終的に、抗生物質だけの処方となりました。一方的ではなく、会話の中で治療方針を決める姿勢が心地よかったです。
診察後、40分してから「処方箋を薬局に送信しました」と通知。自宅近くのマツモトキヨシを指定していたので、約1時間後には受け取れました。支払いはクレジットカードで完結。診察料は 4,180円(税込)+処方箋送信550円、合計 4,730円。病院に行くより高いですが、移動や待ち時間を考えるとむしろ合理的です。他のオンライン診療は形だけの問診であることも多く、本格的な医療サービスが受けられたことを考えると、価格に満足しています。正直、価格だけであればもう少し安いサービスもあるので、常備薬を処方してもらう際などは、用途によって使い分けるのがいいと思います。

「クラウド医療」という新しい日常
そして何より、人のぬくもりがありました。画面越しでも、専門家がしっかりアドバイスをしてくれる。それだけで、長引いていた体調不良の不安がすっと軽くなりました。
まとめ:リモートワークと医療の“融合点”
- 18:20:申込み受付開始(症状やクレジットカード情報入力に15分)
- 18:35:受付終了(SMS受信)
- 18:55:WEB問診開始
- 19:10:WEB問診終了
- 19:50:処方箋が薬局に到着(WEB画面更新)
- 20:25:最寄りの薬局にて薬を受け取り

クラウドで働く私たちにとって、ファストドクターはまさに“オンライン救急箱”です。これまでの医療体験はなんだったんだってぐらい、スムーズな体験でした。この体験は、リモートワーク時代における「医療の理想形」に近いと感じました。これからも「クラウドであたらしい働き方を」広めていくために、チャレンジを続けていきたいと思います。
