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南国ワーケーション:虫刺され対策に終止符
ワインをこよなく愛する里見です。昨年は236日間、旅をしながら様々な場所で働いてきましたが、今回はベトナムに来てます。サパという北部の街に惹かれて、この1年半で4回目、50日以上通っています。ベトナムではときどきお腹を壊しますが、見渡す限りの棚田の美しさに魅了され、繰り返し通っています。ただ、ひとつだけ悩ましいのが、蚊の対策。大自然の中だとどうしても虫が多いです。どれだけ対策をしても、刺されるときは刺されます。そんなときに役立つ最終兵器を最後に紹介しています。
持ち込んだ対策グッズ
ワーケーションを通じて自然が好きになり、登山をしたり、離島でワーケーションしたりする中で、虫にはかなり慣れてきました。それでも苦手なのは、蚊に刺されること。蚊に刺されやすいタイプを遺伝子から調査したデータなどがありますが、とにかく自分は蚊に刺されやすいです。以下の読売新聞の記事によると、お酒を飲むと蚊に刺されやすくなるようで、たくさんお酒を飲む自分はそれも原因かもしれません。
「蚊には二酸化炭素に引き寄せられる習性があります。酒を飲むと、体内でアルコールが消化・分解される際に多量の二酸化炭素が発生し、呼吸とともに吐き出されるため、飲酒時にはより蚊に刺されやすくなります。」読売新聞 2023/07/17 06:00 ニュース&トピック
遺伝子を恨むぐらいに蚊には悩まされ続け、今回は旅のついでに以下のグッズを試してみました。どうしても蚊に刺されたくない方向けに、効果があった順番にランキング形式で紹介します。それでも刺されてしまった時の対策は最後に記載してます。
■オススメNo1:コダマ パワー森林香 https://www.amazon.co.jp/dp/B06WD3QZW8/
強力な防虫効果のある蚊取り線香。携帯用のケースも付属していて便利です。ただ、強力なためか、黒い煤がケースに付きます。部屋で使うと洋服等、すべてのものが煤臭くなります。しかし、蚊だけでなく虫はかなり来なくなります。付属の携帯ケースが煤で真っ黒になるぐらい、煤がでます。ちなみに携帯ケースの裏にはカバーが付いていて、予備の蚊取り線香を2枚入れられます。中にもセットすれば、3枚の蚊取り線香を持っていくことができます。それ以上の長旅の場合には、箱ごと持っていきます。
■オススメNo2:蚊がいなくなるスプレー(24時間用) https://www.kincho.co.jp/seihin/insecticide/ka_n_spray/24h/index.html
ワンプッシュでいいみたいですが、数プッシュして万全の対策をします。コンパクトで旅行にも便利で、かなり蚊が来なくなります。ただ、寝るときは身体の近くで明かりを付けないことが大切で、すこしの明かりでも、例えばスマホ充電器のLED、電子デバイスの待機画面でも、蚊が寄ってきます。真っ暗にして寝るとほとんど刺されませんでした。
■オススメNo3:braaa canox https://www.amazon.co.jp/dp/B0C4NJ4C2Z/
単4アルカリ乾電池を入れて利用します。デザインが気に入っていて、山やハイキングに出かけるときは、ザックに付けています。新品のカートリッジだと40日間持つそうです。効き目はよくわかりませんが、なんとなく蚊が来ない気がします。1日中使っていると、アルカリ電池が1週間ぐらいで切れるので、予備を現地で調達しています。
■オススメNo4:虫除けとんぼ https://www.amazon.co.jp/dp/B0C22YHML6/
蚊だけでなく、蜂にも効果があるということで、昨年、蜂に刺されてからお守りとして付けています。とても軽くて邪魔にならないので、付けっぱなしにしています。効果はよくわからないのですが、安くてずっと使えるものなので、重宝しています。
■No5:虫よけスプレー https://www.amazon.co.jp/dp/B08WQ3LXM6/
ベタベタとする感覚があまり好きではないのですが、虫よけスプレーは基本として使います。ただ、川に入ったり、汗を掻いたりすると取れてしまうので、他のグッズと併用しています。
■番外編:虫除け ネット https://www.amazon.co.jp/dp/B07C96HTKL/
季節によっては、登山やハイキングが嫌になるほどの虫が大量発生することがあります。そんな時に備えて、虫除けネットを持参しました。今回は幸い、使うことはなかったのですが、登山では時々使います。
■番外編:電気蚊取り器 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BZ8RP4S4/
以前、このブログでも紹介しましたが、Amazonで電気蚊取り器を買って持っていきました。どこまで効果があったのかわかりませんが、たくさんの蚊が電熱線に捕捉されていました。かなり大きいので、次回から持参しないかもしれません。
■番外編:アース虫よけネットEX 蚊に効く吊るだけプレート https://www.amazon.co.jp/dp/B0BV982FFC
4か月使えるプレートで、これを部屋の中に吊るして寝ています。テラスで仕事をするときにも、近くに吊るしています。どこまで効いているのかわからないのですが、直径4mの範囲で有効だそうです。あくまでベランダ等に吊るして、蚊の侵入口に設置して寄せ付けない製品なのかもしれません。いまいち効き目がわからなかったので、次回から持参しないかもしれません。
■番外編:ポイズンリムーバー https://www.amazon.co.jp/dp/B074RCL4Y3/
蜂などに刺された時の対策として持っています。ケースに余白があるので、抗ヒスタミン剤の塗り薬と飲み薬を入れています。ここまでする必要は普通はないのですが、1回蜂に刺されると、2回目はアナフィラキシーショックになる可能性が高いそうなので、持ち歩いています。
■番外編:試してみたいもの
「足の裏をアルコールで拭くと蚊に刺されない」と言われていますが、今回はアルコールを持ってきませんでした。
foxfireの製品は高いのですが、効果はあるようです。身をもって実験した方のブログを見ていると、素材として使われているスコーロン(帝人フロンティアとアース製薬が共同開発した防虫素材)の効果が分かります。foxfireのインナーシーツはいつか買いたいと思っています。
ワークマンの「虫を寄せ付けない快適ウェア」と呼ばれているエアロガードは安いので試してみたいです。
■それでも蚊に刺されたら!:heat it カメディ(Kamedi) https://www.amazon.co.jp/dp/B08C8YQ929/
ここまで対策をしても、刺されるものは刺されます。そんなときに、この最終兵器が役に立ちました。いつもはムヒを2本ぐらい持って行っているのですが、今回は、ほぼこれだけで乗り切りました。このドイツ製の小さなデバイスはなんとも不思議なアイテムです。スマートフォンのUSB端子に刺して簡単に使えます。50度ぐらいの熱さになっているようで、すこし痛いのですが、heat itを利用した後は、不思議と痒みがなくなっています。
蚊だけではなく、アブ、蜂、スズメバチ等の他の虫に刺されにも効果があるようです。熱でヒスタミンを抑えるメカニズムで、化学物質を全く使わないで処置をします。コンパクトなので、スマホのストラップに付けておけば、いつでも痒み対策ができます。android用とiPhone用が発売されています。
このデバイスをUSB端子に刺すと、自動的にアプリが立ち上がります。あとは開始ボタンを押すだけです。操作はほんとに簡単です。長さは3段階で調整できるほか、敏感肌用のモードもあります。また、子供用と大人用でも強さが違うようで、掛け合わせると12種類のモードがあります。
ソフトウェアの更新が頻繁にされていて、2021年5月19日のandroid版リリース以降、ブログ執筆時点の最終更新日は2024年4月20日となっています。これだけ単純な機能なのに、設定画面も充実しています。音声案内なスマホの振動等、快適に利用できる工夫があります。
サポートも充実していますが、SaaS Plus a Boxではないので月額料金はなく、買い切り型デバイスであるのもありがたいです。
■最後に
体質もあるのかもしれませんが、それでも刺されるときは刺されます。黒い洋服だと刺されやすいようで、トレッキング用に白いラッシュガードを持ってきたり、色の薄いTシャツを持ってきたり、いろんな工夫をしているのですが、やっぱり刺されます。刺されたときに安心なのが、最後に紹介したheat itです。構造が単純なことから、他の会社からペン型の安価なものが販売されているようです。是非、試してみてください。