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title: ヒマラヤにて、クラウドを背負い歩む：アンナプルナ・サーキット（ACT）｜Nextmode Blog
description: 標高5,400mのヒマラヤで、Slackを開き、クラウドで働く。経営者自ら挑んだ極限ワーケーションの全記録。高山病との闘い、美しすぎる朝焼け、そして「働き方」の本質に迫る問い──あなたの常識が、山で揺らぐ。
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目次

 2025/05/16 11:44

# ヒマラヤにて、クラウドを背負い歩む：アンナプルナ・サーキット（ACT）

[» ワーケーション](https://info.nextmode.co.jp/blog/tag/ワーケーション) [» カルチャー](https://info.nextmode.co.jp/blog/tag/カルチャー)

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日本酒をこよなく愛する里見です。2020年に会社を立ち上げて以来、年間100日を超える日々、仕事と旅とを交差させながら暮らしてきました。「ワーケーション」という語が次第に聞かれなくなりつつある今もなお、旅先でノートパソコンを開く習慣は続いています。自然が持つ圧倒的なスケールや摂理に身を委ねることは、数字や論理だけでは捉えられない感性を磨く、経営者にとって欠かせないフィールドワークだと確信しているからです。   
今回、舞台となったのはネパール、標高5,000メートルを超えるヒマラヤの山々です。電気もネットも頼りにならない場所で、クラウド実演販売を生業とする企業の代表として、自費で旅に出て、極限の自然に身を置きながら働きました。  
なぜ山に登るのか──それは、「本当に役に立つIT」とは何かを、自分の目で確かめたかったからです。  
チベット仏教寺院の合間を縫うように歩くことで、都市では気づけなかった課題と向き合い、クラウドの意義を考えさせられました。同時に、働き方や生き方そのものへの問いとも向き合うことになりました。  
これまでの旅を合わせると、[アンナプルナ・ベースキャンプ（ABC）](https://info.nextmode.co.jp/blog/himalaya-act)に2度（2024年と2025年）、アンナプルナ・サーキット（ACT）に1度（2025年）、行ったことになります。その体験をもとに、参考までに情報を記録しておきます。

なお、[アンナプルナへのトレッキングの持ち物はこのブログ](https://info.nextmode.co.jp/blog/himalayan-luggage)、[アンナプルナでのワーケーションの様子はこのブログ](https://info.nextmode.co.jp/blog/himalaya-workcation)でまとめています。

 

## アンナプルナ・サーキット（ACT）トレッキングの費用

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宿はポカラのPokhara Backpackers Hostelです。ここで旅程を整え、ACTに向かいました。仕事の合間を縫っての登山であるため、最短でトロンパスを越えることを最優先にした短縮コースです。

今回はジープをチャーターしました。ガイド兼ポーターのDeepak Sunarのおかげで、安全な登山ができました。彼には感謝してます。

 

なお、5,000mを超えるトレッキングは高山病のリスクが高いため、下記のコースは誰にでも推奨できるコースではありません。

今回参加した3名は、2週間前に北アルプスの乗鞍岳3,026 mに登って高地順応をしておきました。また、穂高岳や富士山の登山経験があり、高地にはある程度馴染みのあるメンバーです。高地順応の持続時間については数日から数週間と言われており、ランニング等のトレーニングも並行して準備するのがオススメです。

以下にかかった費用を記します。金額はすべて一人当たり、ネパール・ルピーです（1ルピー＝約1円）。

 

【ホテル手配：約25,200ルピー】  
　①ポカラ〜マナン間ジープチャーター：45,000ルピー（3名でシェア）  
　②ポーター兼ガイド6日分：20,000ルピー（3名でシェア）  
　③ACAP入山許可証：3,500ルピー

【ムクティナート現地手配：約3,300ルピー】  
　④ムクティナート〜ポカラ間の乗合ジープ：10,000ルピー（3名でシェア）

【宿泊・食費：約12,000ルピー】  
　⑤山小屋5泊：1,200ルピー×5日（3名でシェア、トイレ・シャワー付）  
　⑥食費：1,000〜3,000ルピー×5日（食事内容により差があります）

【総額】  
　約40,500ルピー（別途、山道具の準備費用が必要です）

節約する場合は以下の方法もあると思います。  
①ベシサハールまで公共のバスで行く、②カトマンズからベシサハールまで公共のバスで行く（約2,000ルピー）、等の方法があります。また、③ポーターを雇わないで自力で行く、という方法もあります。④入山許可証（ACAP）は、自分で手配すれば500ルピー安くなります。

なお、[CNNの記事](https://www.cnn.co.jp/travel/35201207.html)にもあるように、ネパール全土で単独トレッキングが禁止されています。安全のためにも、ガイドやパートナーとの同行が望ましいです。

## 標高5,416mトロンパスまでの道のり

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標高5,416mトロンパスを越える経験は、まさに異界への旅立ちでした。

外国人のトレッキング日程は2週間程度であることが多いようですが、我々はゴールデンウィークを活用したため、かなりタイトな日程です。今回は行きませんでしたが、チャーメからマナンへのトレッキングは素晴らしい景色で山小屋も街も整備されているようなので、いつか、時間を作って歩いてみたいです。

以下に旅程を記録しておきます。

　1日目（4月25日 金曜）：ポカラ→チャーメ（ジープ移動）標高2,670m  
　2日目（4月26日 土曜）：チャーメ→マナン（ジープ移動）標高3,469m  
　3日目（4月27日 日曜）：マナン→ヤクカルカ（徒歩）標高4,018m　3時間40分：休憩込  
　4日目（4月28日 月曜）：ヤクカルカ→ハイキャンプ（徒歩）標高4,800m　5時間40分：休憩込  
　5日目（4月29日 火曜）：ハイキャンプ→ムクティナート（徒歩）標高5,416m→3,800m　11時間：休憩込  
　6日目（4月30日 水曜）：ムクティナート→ポカラ（ジープ移動）

 

[地球の歩き方『ネパールとヒマラヤトレッキング』](https://www.amazon.co.jp/dp/4058023767)を携え、何度も計画を練りましたが、実際は変更を余儀なくされました。

![ネパール](https://m.media-amazon.com/images/I/71ySQd43WzL._SL1199_.jpg)

スケジュールと共に悩んだのが、ポーターを雇うかどうかです。昨年のABCは自力で登ったこともあり、今回も可能ではと考えていました。実際、ポーターなしで登っている方もときどき見かけました。しかし、結果的には同行者の存在が、登山の安全と成功を大きく支えてくれました。

ヒマラヤの環境は気まぐれです。ガイドブックやYouTubeで予習しても、地図に記された道が崩れていたり、ジープでアクセスできる地点が異なったり、雨や雪が降って橋が流されたりします。ポカラに到着後、宿のスタッフなどから最新情報を得ることが必要です。 

今回はポーターのDeepakの的確な助言に何度も救われました。「ABCとACTは違う」と諭され、やがてその辛さを体感しました。標高5,000ｍは、誰もが登れる場所ではありません。撤退も選択肢とした上で、無理のない計画が求められます。

以下、登りながら書いていた登山日記をもとに、現地の様子を写真で紹介します。

## 1日目：ポカラ→チャーメ（ジープ移動）

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初日はジープでチャーメに向かいました。当初はチャーメからマナンまで歩く予定でしたが、ポーターの助言でジープ移動に替えました。追加料金は10,000ルピーでした（上記金額に含まれています）。

実はポカラでは風邪を引き、さらにお腹も壊していたため、初日から不安なスタートとなりました。この日は10時間ほど睡眠をとりました。

 

【以下：登山日記】

　初日から予想より寒く、夜は0度前後でびびってます。

　まだ2,700mなので、先が怖いです。

　風邪気味だったのですが、それは日本から持ってきた薬で徐々に良くなってきています。

　ただ、昨晩から下痢に悩まされて夜は6回トイレに行きました。

　朝はお腹にいいものだけを食べようと思います。

 

![初日](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/%E5%88%9D%E6%97%A5.jpg?width=800&height=600&name=%E5%88%9D%E6%97%A5.jpg)初日から目の前に広がる景色は美しく、胸が高鳴りました。

 

![初日03](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/%E5%88%9D%E6%97%A503.jpg?width=800&height=600&name=%E5%88%9D%E6%97%A503.jpg)チャーメ到着は夕方で、泊まった宿は清潔でした。トイレとバスは共同でしたが、快適に過ごすことができました。

 

![初日02](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/%E5%88%9D%E6%97%A502.jpg?width=800&height=600&name=%E5%88%9D%E6%97%A502.jpg)ACTはABCに比べて食事が圧倒的に美味しいと感じました。

 

## 2日目：チャーメ→マナン（ジープ移動）

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この日もジープでマナンへ向かいました。到着後は身体を慣らすため、500mほど高度を上げて近くの丘にトレッキングを行いました。体調は徐々に回復してきましたが、まだ本調子とは言えませんでした。この日も10時間以上眠りました。

 

【以下：登山日記】

　朝から下痢。昨晩から合わせると、10回以上トイレに行っています。ネパールの強烈なスパイスにまだ慣れません。

　アンナプルナを見ながら小粥をすすり「事前のトレーニングが無駄になるほど下痢で体力落として、これから大丈夫なのか…」と情けなくなります。

　ロキソニン、ルル、葛根湯、下痢止め、抗ヒスタミン、整腸剤、ビタミン…自分で作った薬局セットが頼りです。

　3,500m超えたら快適さは幻、、、だと思っていたら、マナンで病院を発見しました。ボランティアの医者が常駐してます。ほんと、ありがたいです。

　病院で炎症止め（イブプロフェン）と抗ヒスタミン剤の入った風邪薬をそれぞれ1シート（12錠）買いました。

　今日もぐっすり寝て、明日に備えます。

 

![2日目01](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/2%E6%97%A5%E7%9B%AE01.jpg?width=800&height=600&name=2%E6%97%A5%E7%9B%AE01.jpg)チャーメからマナンへの途中、美しい湖にも立ち寄りました。

 

![2日目02](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/2%E6%97%A5%E7%9B%AE02.jpg?width=675&height=900&name=2%E6%97%A5%E7%9B%AE02.jpg)マナンでは高度順応のため、丘の上までトレッキングを行いました。

![2日目03](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/2%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg?width=800&height=600&name=2%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg)

ここから望む山々の景色もまた格別でした。

【以下：登山日記】

　昨晩はさっさとベッドへ。ひたすら爆睡。

　高地（標高3,500m）で10時間も寝ていいものか悩みつつ…とにかく体力はぐんぐん回復してきました。

　お腹の調子もだいぶ落ち着き、今日は標高4,000mへ。

　それにしても、ネパールの人たちの大らかさには癒されています。

　山の中も粉塵で真っ白ですが、それすら「ネパーリーパウダー」と勝手に命名。

　「ネパリタイム」と呼ばれるゆるい時間にもすっかり慣れて、日本に帰ったら社会復帰できなさそうな予感…。

 

![2日目04](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/2%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg?width=800&height=600&name=2%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg)

英語も堪能なポーター、Deepakの体調への気遣いには、心から感謝しています。

 

![2日目05](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/2%E6%97%A5%E7%9B%AE05.jpg?width=800&height=600&name=2%E6%97%A5%E7%9B%AE05.jpg)

カフェで見かけた、斬新すぎる薪の入れ方。

 

![2日目06](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/2%E6%97%A5%E7%9B%AE06.jpg?width=800&height=600&name=2%E6%97%A5%E7%9B%AE06.jpg)山道では馬の姿も多く見られ、その背後にはヒマラヤの雪山が広がっていました。

 

## 3日目：マナン→ヤクカルカ

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いよいよ本格的なトレッキングが始まりました。まだ完全に高度順応できていないため、500mだけ標高を上げて、慎重にヤクカルカへと向かいました。

 

【以下：登山日記】

　ヤクカルカに到着。

　途中で200mほどポーターに荷物を持たせてもらいました。

　ハイテンションで荷物を担いでますが、休んでいたポーターは呆れた顔でした。

　最初は余裕なのですが、やっぱりシンドイです。

　途中から雪が降ってきて、すこし積もりました。

　4,050mは思ったより寒い。

　こんな高地で、ヤクのステーキ（1,200ルピー）が最高に美味しい。

　元気になって、食欲も旺盛に。

　その後は日がでてきて、雪も溶けました。

　ネットワークは不安定で、WiFiがほぼ駄目。

　ワーケーション向きな場所ではないです。

　ABC（アンナプルナのベースキャンプ）のコースの方がネットワークは高速です。

 

![ポーターに荷物を担がせてもらいました](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/3%E6%97%A5%E7%9B%AE01.jpg?width=675&height=900&name=3%E6%97%A5%E7%9B%AE01.jpg)ポーターに荷物を担がせてもらいました。

![3日目02](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/3%E6%97%A5%E7%9B%AE02.jpg?width=800&height=600&name=3%E6%97%A5%E7%9B%AE02.jpg)やがて雪が降り始め、山小屋は白く染まりました。

![3日目03](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/3%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg?width=800&height=600&name=3%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg)標高4,050mの冷気は想像以上に厳しく、ヤクのステーキが体を温めてくれました。

![3日目04](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/3%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg?width=800&height=600&name=3%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg)日が差して雪も溶け、気分も晴れてきました。

## 4日目：ヤクカルカ→ハイキャンプ

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トロンフェディを経由し、次なる目的地であるハイキャンプを目指しました。ポーターのDeepakからは、「ハイキャンプまで登っておけば、翌日の峠越えが楽になる」と言われて予定を変更。標高4,450メートルのトロンフェディでは軽い頭痛がありましたが、体調はそれほど悪くなく、先を見据えて前進することに。

ハイキャンプまではわずか350メートルの標高差ですが、高地ではこの「わずか」が侮れません。標高4,800メートルになると、酸素濃度が平地の50%前後になります。高度が上がるにつれて空気は薄くなり、肺が酸素を求めます。気温もぐっと下がり、風は容赦なく体温を奪います。歩幅を小さくし、深い呼吸を意識しながら、慎重に足を進めました。  
夕方にハイキャンプへ到着しましたが、すでに個室は満室となっていて、昔の日本の山小屋のようなドミトリーに泊まることになりました。コロナ前の山小屋を思わせる簡素な作りで、布団は薄くて底冷えし、茶色く汚れていて独特のにおいがあります。それでも、屋根のある場所に泊まれるだけありがたいです。持参したエマージェンシーシートを布団に敷き、手拭いを枕に覆って、なんとか眠れる環境を整えます。夏用の寝袋しか持ってませんでしたが、エマージェンシーシートとの併用で、十分な暖かさを得られました。  
到着後まもなく、高山病の症状が強くなり、激しい頭痛に襲われました。高山病対策で、ロキソニンを飲むYouTubeを見た覚えがあったのですが、ダイアモックスと併用していいものか、どうすれば治るのか、スマホで調べました。しかし、インターネットの速度がISDN並みに遅く、Google検索まではできるのですが、画像の含まれたページの表示に数分かかります。そこで、ChatGPTを立ち上げてテキストでリサーチ。これがとても便利で、通信環境の悪い場所では、テキストだけで通信ができるAIは最強のリサーチ・ツールだと思いました。

ロキソニンを飲んで横になると、30分ほどで痛みが和らぎました。横になっている間も、Deepakは何度も様子を見に来てくれて、体調を気遣ってくれました。薄暗い狭い小屋の中で、彼の優しい大きな瞳が印象的でした。  
Deepakは、「頭痛は誰にでも起こること。心配いらない。ただ、吐き気やめまいが加わるようであれば、すぐに教えてほしい」と繰り返しました。高地では、体調の変化を正直に伝えることが命を守るために必要なことを知りました。たとえ小さな異変であっても、見過ごせません。

同室だった韓国の登山者も心配してくれて、血中酸素濃度をパルスオキシメーターで測ってくれました。寝起きの測定だったにもかかわらず、血中酸素濃度は85ありました。高山病のリスクとしては、70を下回ると危険とされているようです。一方で、経験豊富なDeepakは「数字はあくまで参考。実際の体調のほうが大切」と教えてくれました。  
高山病を予防するには、無理のないペースでの行動、高度を上げすぎないスケジュール、水分のこまめな補給、そして十分な休息が欠かせません。また、適度に「高度順応」のための休養日を挟むことで、体が環境に慣れていきます。今回は行程の都合上、先に進まざるを得ませんでしたが、体との対話を続けながら慎重に決断しました。  
夜、トイレのために外に出ると、空には満天の星が広がっていました。空気はひどく冷たかったですが、なぜか心は穏やかでした。峠越えを前にした緊張感と、限界環境で働く人々の温かさが、静かに胸に沁みわたりました。  
ハイキャンプでは、心と体の限界を試されました。

 

【以下：登山日記】

　多くの人が4,450mのトロンフェディで泊まるのに習って、当初はその予定でした。

　しかし、登頂成功を優先するなら4,800mのハイキャンプまで行ったほうがベストだとポーターからアドバイスされ、議論の末にスケジュールを変更。

　この日はヤクカルカから800m標高を上げました。

　4,000m以上は1日に登る標高は300mを超えないほうが安全と言われています。

　すこし怖かったのですが、、、やはり高山病の頭痛が強くでました。

　ガンガンに頭が痛く、このまま他の症状がでたら下山しかないと焦りました。

　後で知ったのですが、この日はスイス人の女性がハイキャンプで倒れて、タンカで運ばれていたようです。

　ポーターのDeepakは不安にさせてはいけないと思い、自分には伝えなかったようです。

　あのとき、これ以上、里見の体調が悪くなったら、ひとりだけ下山させるか、みんなで下山するか、どうするかを考えないといけないと実は心配していたと、後からDeepakに言われました。

　気の持ちようと体調管理、このバランスが大切だと思いました。

　誰もが登れる高度ではなく、ランニングで鍛えておいて良かったです。

　ロキソニンを飲んだら頭痛が嘘のように消えて、夕食を食べずに朝まで10時間爆睡。

 

![4日目03](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/4%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg?width=675&height=900&name=4%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg)トロンフェディのロッジ。食欲は減退し、昼食はガーリックスープだけで済ませました。

 

![4日目02](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/4%E6%97%A5%E7%9B%AE02.jpg?width=800&height=600&name=4%E6%97%A5%E7%9B%AE02.jpg)ロッジはとてもオシャレで、西洋人が多く、焼き立てのパンが売ってました。

 

![4日目04](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/4%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg?width=800&height=600&name=4%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg)ハイキャンプに向かう険しい崖は辛かったですが、5日目のトロンパス程ではないです。

 

![4日目01](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/4%E6%97%A5%E7%9B%AE01.jpg?width=800&height=600&name=4%E6%97%A5%E7%9B%AE01.jpg)4800mのハイキャンプ、笑顔ですが、実際にはクタクタです。

 

## 5日目：ハイキャンプ→ムクティナート

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トロンパスに向けて出発。標高5,000メートルを越えると、強い風に吹かれます。遠く霞む峰々を仰ぎながら、ずっと全力疾走しているような辛さでした。過ぎ去ってしまえば、視覚的な記憶よりも、身体の記憶だけが鮮烈に残ってます。酸素の薄さにめまいを感じながら、冷気が肺の奥を鋭く突き、かすかに頭を締める、、、そして目の前には神々の山嶺。

 

【以下：登山日記】

　02:30に起床して5,400mのトロンパスへ。

　体調は不思議と回復して、頭痛もありません。

　昨晩は寝返りを打つたびに息苦しくなりましたが、深呼吸をするとまた眠れました。

　寝る前に、同行したメンバーが頭痛を訴え、ロキソニンを渡しました。

　寝起きには、もう一人の同行したメンバーも頭痛を訴え、ロキソニンを渡しました。

　朝食はソイジョイを6本とガーリックスープ。

　高地では息をするだけで体力が奪われ、エネルギー不足となりました。

　いつものようには登れず、太腿に力が入りません。

　ヨチヨチ歩きで凍てつく岩壁に食らいつきます。

　雪が深くなり、途中から軽アイゼンを付けます。

　プラティパスの水は給水口が凍りました。

　朝焼けが綺麗で、8,000m級に囲まれて登る景色は格別でした。

　トロンパスからの景色はかつてないほどに素晴らしく、筆舌に尽くしがたいです。

　その後は3,800mのムクティナートまで一気に下山。

　山頂からは、3時間ぐらい山小屋がなく、水も食べ物の補給できません。

　もうすこし炭水化物を持ってくればよかったと後悔しましたが、あれこれ考えるよりも、まずは下山のスピードを速めました。

　1,600mmも一気に下る道は、乾燥したカサカサの砂利道で、眺望も禿山で変わり映えしません。

　思ったよりも激しく体力が削られます。

　11時間の行程で、足りない食料や薬を分け合ったり、不足したアイゼンを片足だけ付けて　乗り切ったり、色々と課題はありましたが、助け合って乗り越えました。

　体力的に過去一番でキツく、それ故に充実もしてました。

　次は6,000mにチャレンジか？って、登る前は思ってましたが、5,400mがここまで辛いとは思っておらず、学びの多いチャレンジでした。

　ポーターのDeepakに感謝。

 

![4871442d-97b1-4e5b-9ed1-7c3d93c42291](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/4871442d-97b1-4e5b-9ed1-7c3d93c42291.jpg?width=800&height=600&name=4871442d-97b1-4e5b-9ed1-7c3d93c42291.jpg)暗闇の中、ヘッドライトを頼りに一歩一歩登ります。

 

![5日目03](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/5%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg?width=800&height=600&name=5%E6%97%A5%E7%9B%AE03.jpg)暗闇に浮かび上がる山並み、息をのむ美しさです。

![5日目04](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/5%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg?width=800&height=600&name=5%E6%97%A5%E7%9B%AE04.jpg)夜が明けてきました。辛い登攀も、澄み渡った空気と景色で晴れやかに。

![5日目05](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/5%E6%97%A5%E7%9B%AE05.jpg?width=800&height=600&name=5%E6%97%A5%E7%9B%AE05.jpg)8,000m級の白峰が茜色に染まります。

![登頂での](https://info.nextmode.co.jp/hs-fs/hubfs/1ddedd31-8d78-4d2d-add9-6f60697e7f29.jpg?width=800&height=600&name=1ddedd31-8d78-4d2d-add9-6f60697e7f29.jpg)登頂できたときは、ほんとうに嬉しかったです。

## 最後に

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今回の登山で得た学びを備忘録として記します。

 

●仲間とポーターの支えがあってこその登頂でした。自分ひとりの力ではない。

●4,000mを超えると、仲間に自分の体調をオープンにすることが大切。

●登り方にはひとそれぞれのペースや方法があって、その多様性をまとめるのが登頂の秘訣。

●ロキソニンや風邪薬を多めに準備。事前服用も検討。

●苦しく辛いときこそ背筋を伸ばして酸素吸入量を増やす。

●食欲減退には個人差があり、山小屋のご飯が合わないときの備えを持つ。

●登頂前夜と当日の朝はしっかり食べる。

●ダイアモックスはお守りとして適量を服用。

●1日に2リットル〜4リットルの水を飲む。とにかく飲む。

　※<https://info.nextmode.co.jp/blog/himalayan-luggage>別のブログで、持っていった荷物を紹介します。

　※ヒマラヤの通信環境については、[このブログ](https://info.nextmode.co.jp/blog/himalaya-workcation)でまとめています。

 

ポカラからジープに揺られ、チャーメ、マナンを経て、氷雪の尾根へ。情報の通わない場所で、通信の点滅を頼りにSlackを確認し、ドキュサインの契約書に目を通す自分がいました。標高5,000mでも業務ができる時代、ありがたいです。

ヒマラヤという極限の環境に身を置いたことで、これまでとは違う感覚が呼び覚まされました。雄大な山々を前にしたとき、自分がいかに小さな「常識」の枠の中に閉じこもっていたかに気づかされたのです。

「どうせ無理だ」「自分には関係ない」と思い込んでいたことが、実はただの思い込みに過ぎなかった——そんな確信が、標高を増すごとに強くなっていきました。

人生の意義とは、絶え間なく挑戦し続けることにある。そう信じてきました。けれど、すべてを自分の力だけで超えられるわけではありません。息が上がり、足が止まり、もうここまでかと思う瞬間が何度もありました。

それでも前に進めたのは、隣を歩く仲間の存在と、そして言葉にならない何か——山が宿す神秘的な精神性に背中を押されたからでした。人は、自分一人では超えられない壁を、誰かの支えと、理屈を超えた力によって超えていくのだと知りました。

登山は、ある意味で瞑想に似ています。一歩、また一歩と足を運ぶうちに思考が削ぎ落とされ、やがて触れられないものに触れる瞬間が訪れる。自己という輪郭が薄れ、自分を超えた何かと出会う——そんな哲学的で不思議な経験がそこにはありました。

不思議なのは、自己を超えたその先で、心が自然と利他へと向かっていくことです。頂を目指すほどに、自分のためだけでなく、仲間のため、誰かのためにという思いが湧き上がってくる。極限の中で自我が溶けていくとき、人は本来、他者と支え合う存在なのだと思い知らされるのです。

そして山を下りながら、改めて感じました。クラウドの力で、どこにいても働ける——この標高5,000mで業務ができるという事実は、単なる技術の話ではない。場所や境遇に縛られていた人が、もう一度社会とつながり、自らの可能性に踏み出せる。あたらしい働き方を実現することは、まぎれもなく世のため人のためなのだと。山が私に利他の心を教えてくれたように、この仕事もまた、誰かの「どうせ無理だ」を「できるかもしれない」へと変える営みなのです。

ヒマラヤは問いかけます。「本当にそれは、できないのか？」と。その声に押されるように、これからも未知の領域へと踏み出していきたいと思います。

ネクストモードは、これからもクラウドの力を活かし、自ら実証し、発信していきます。どこにいても働ける時代を、当たり前にするために。

「クラウドで、あたらしい働き方を。」 

 

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