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ネクストモードのオンボーディングについて語ります

当エントリは『ネクストモード フルリモート業務を実現するSaaS活用&カルチャー Advent Calendar 2024』19日目のエントリです。

ネクストモード株式会社では、設立時より基本的に全員フルリモートで働いています。

就業場所に関しての制限は特に設けてはおらず、ワーケーションや自宅以外からの業務も推奨しています。

働き方は『自由に楽しく効率よく』。社員一人ひとりが自分にマッチした働き方を見つけることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のアドベントカレンダー企画では、そんなネクストモードの働き方=フルリモート業務を実現するためにSaaSをどのように活用しているか、

また働き方のベースとなっている『ネクストモードのカルチャー』をどのように絡めて日々業務を遂行しているかについて

メンバー個々のユースケースや実践例、想いなどを様々な切り口でご紹介します。

 

はじめに

こんにちは、ネクストモード株式会社のtaguです。

ネクモ初のアドベントカレンダー企画ということで、勢いで参加してみました。

肝心のネタを探していたところ、つい先日、故障のため"えいや!"で自PCを初期化するも、そのままお釈迦になってしまい
二進も三進もいかなくなったため、急遽新PCのオンボーディングを実施する機会がありました。

そこで普段情シス業務にも携わっている自分の目線からネクストモードのオンボーディングってどうやっているの?っという部分を
紹介していきたいと思います。

ネクストモードオンボーディングの大まかな仕組み

ネクストモードでは様々なSaaSを組み合わせることによってフルリモートな働き方を実現しています。

その一つ一つのSaaSに対して手作業でアカウントを作成したり、権限をつけたり…という作業は骨が折れるため、
弊社ではOktaを活用し、Oktaを中心として各SaaSと自動プロビジョニング設定することで人間が手を動かす範囲を最小限としています。

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(ちなみに↑の図はNotionAIに作ってもらいました)

OktaとはID統合管理(IDaaS)のサービスでシングルサインオンやユーザーアカウント同期、多要素認証の機能を提供しています。

 

またSaaSによってはプロビジョニング設定だけでなくグループプッシュも活用し、Oktaグループとアプリケーション側のグループを連携しています。

例えばGoogle Workspace ではグループプッシュによって、ユーザーをメーリングリストに追加するような仕組みをとっています。

 

そのため新しいメンバーがジョインする場合、情シス担当者はOktaのアカウントを作成するだけでオンボ作業の大半は終了します。

 

ユーザー側だとどんな感じか

ネクストモードではオンボーディング手順を外部公開しているNotionページで共有しており、ユーザーはそれを見ながら作業を進めていきます。

PCにサインイン後、MDM製品であるWorkspace Oneを最初の段階でインストールすることで、業務に必要なアプリケーション(SlackやNetskopeなど)が自動的にインストールされていきます。

ちなみに最低限必要なChromeの拡張機能についても、Google Workspaceであらかじめ配布設定することにより、Chromeにログインするだけで自動的にインストールされていきます。

また、ネクストモードにはMacユーザーもおり、その場合はWorkspace OneではなくJamfを活用してアプリを配布しています。

(個人の体験談ですが前職ではPCセットアップ時に、社内ネットワークに接続しないとユーザープロファイルが作成できないため、基本的に出社する必要がありましたが、ネクストモードではPCが手元にあり、Oktaにログインさえできれば問題ないので、場所を選ばず作業することができます)

あとはOktaにログインしてOkta VerifyなどMFAを登録し、各種サービスにOktaからシングルサインオンでアクセスすることで、SaaSの利用を開始することができます。

実際にPCのセットアップを進めていくと、ユーザー側での作業は少なく、オンボーディング作業はサクッと終わり、業務に取り掛かることができました。

 

まとめ

今回はネクストモードのオンボーディング内容を情シス側、ユーザー側の視点も含めご紹介させていただきました。

改めてオンボーディングすることで、Oktaの仕組みなど再確認するいい機会となりました。(でも勢いでPC初期化は今後控えようと思います)

ネクストモードではOktaをはじめ、様々なSaaSを活用して、自分たちが実際に使用していいなと思ったサービスを販売しています。気になる方はぜひお問い合わせください。

 

 

 

余談

フルリモートな働き方について個人的にとてもありがたかったことの一つに、ペットと一緒にいられることがあります。

急な通院など何かあったときに柔軟に対応できるため、比較的安心して子猫を迎えることができたのもこの働き方のおかげです。

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我が家の猫 お迎え当時

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現在 大きくなったなー

 

明日20日目はこたさんによるエントリとなります。お楽しみに!