【Notion】カスタムエージェントがチームの一員としてジョインしてもらうために

はじめに


こんにちは。
三度の飯より家系ラーメンでお伝えするお好み「かため・こいめ・おおめ」が好きなネクストモード株式会社のよねです。


Notionのカスタムエージェント触ってみたいけど、、そんな皆様宛にお送りするブログです。

Notionのカスタムエージェントは、「聞かれたら答える」から「自分で動く」へ進化したAIです。

従来のNotion AIはユーザーの指示待ち。
カスタムエージェントは、決められた条件で勝手に働いてくれる——いわば、あなたと一緒に働くメンバーそのものです。

この記事では、カスタムエージェントを作るときに「ここだけは押さえて!」というポイントをまとめました。

公式ドキュメント:Notion|カスタムエージェント

構築方法と活用例の解説は下記ご参照願います。

 

 1エージェント=1ジョブ 


あれもこれもやってもらいたい気持ち、非常にわかります。でも欲張ると精度が落ちます。

  •  週次レポート作成 ← いいね!

  •  FAQ自動回答 ← これもいいね!!

  •  タスクの自動アサイン これもええやん!!!

  • 「全部まとめて1つのエージェントで!」 ← これは欲張りすぎ(喝!)

まず自分の心に聞いてみる(=それがエージェント化の最有力候補です!)
  • チームの中で「毎回同じ手順でやってる作業」って何だろう?

  • 面倒な定期作業ってなんだろうな。。

選ぶべきワークフローの条件
  • 繰り返し発生する
  • 手順が決まっている
  • アウトプットの良し悪しがすぐ判断できる

 

 トリガー設計がキモ 


エージェントをいつ・何がきっかけで動かすか。ここが設計のいちばん大事なところです。

スケジュール型(定期実行)

「毎週月曜の朝にレポート作って」「金曜にリマインド送って」

まとめて処理するバッチ系のタスクに向いています。

イベント型(リアルタイム)

「Slackに投稿があったら即対応」「DBにページが追加されたら自動処理」

即時性が求められるタスクはこちら。

比較ポイント スケジュール型 イベント型
いつ動く? 決まった時間にまとめて イベント発生時に即座に
得意なこと 週次サマリー、定期レポート 問い合わせ対応、タスク振り分け
気をつけること 頻度上げすぎ → コスト増 ループ・再試行に注意

 

 指示は「ゴール」から書く 


カスタムエージェント氏への指示で大事なのは、「こうなってほしい」を最初に伝えることです。

◎こうエージェントに伝えた方がよさそう
  • ゴールを先に: 「完了タスク・ブロッカー・次のステップをまとめた週次レポートを作ってほしい!」
  • 実例を見せる: 過去のレポートを貼り付けて「こんな感じで」と伝える
  • 出力先を明示: 「Slackの#○○に投稿」「DBの○○プロパティに書き込み」
×こうエージェントに伝えない方がよさそう
  • 「いい感じにまとめて」← 曖昧すぎる
  • 手順をステップごとに全部書く ← ここはエージェントに任せよう
  • トリガーや権限の説明を指示に含める ← 設定画面で管理するもの

コツ: 指示は「引き継ぎメモ」くらいの粒度がちょうどいい。やりたいことと完成イメージが伝われば、細かい手順はAIが考えてくれます。

 

 見てもらう範囲は絞る 


カスタムエージェント氏に「ワークスペース全部見ていいよ」はあまりよくないかも?
必要なものだけ見せるのが良いかもです。

  • 必要なデータベースやページだけをアクセス権限で指定
  • デフォルトではワークスペース全体へのアクセス権はなし(安心設計!)
  • 特定のビューを指定すれば、フィルタ済みのデータだけ処理させることも可能

 

外部連携をうまく使う


カスタムエージェント氏の真価は、Notion内に閉じない連携力にあります。 

連携先 できること 活用シーン
Slack メッセージ読み取り・投稿・スレッド返信 Q&A対応、アラート通知
カレンダー 予定の読み取り・作成 会議準備の自動化
メール 読み取り・下書き・送信 問い合わせ対応
MCP Figma, GitHub, HubSpot等 開発・デザイン連携
考えられる注意点
  • Slackは読み取り書き込みの権限を別々に設定

  • DMや非公開チャンネルへの投稿には制限あり

  • 書き込み権限は本当に必要なチャンネルだけに!


 小さく始めて育てる 


完璧を目指さない。人間誰しもそうです。
まず動くものを作って、改善していくのが正解です。

①最小構成でスタート — トリガー1つ、シンプルな指示、限定した参照範囲

②チャットでテスト — まず手動で話しかけて、期待通りの出力が返るか確認

③自動化ON — テストが安定したらトリガーを有効化

④ログを確認 — アクティビティログでエージェントの挙動を追跡

⑤チューニング — 出力を見ながら指示を少しずつ磨く



 コストより「見えないコスト」を見る 


結局コストがね、、と考える皆様へ

でもちょっと待ってください。
カスタムエージェント氏がいなかった場合のコスト、想像してみてください。

  • Q&Aエージェントが質問に答えるとき → 誰の集中力も途切れない

  • レポートエージェントが集計するとき → 誰も残業しない

  • 回答品質の均一化 → 聞く人によって答えが違う問題が消える

「この作業を今、チームの誰かが手動でやっている?」
→ YES なら、その時間コストとカスタムエージェント氏のコストを比較してみてください! 

まとめ


カスタムエージェント氏をメンバーとして受け入れる大事なことは、突き詰めると3つです。

  1. 何を自動化するか? — 反復的で手順が決まった業務を選ぶ

  2. いつ動かすか? — トリガーの設計で8割が決まる

  3. 何を見せるか? — 参照範囲と権限は最小限に

技術的な設定はシンプル。難しいのは「業務の理解」の方です。

まずは1つ、自分の業務で試してみてください。
自分が楽になった実体験が、いちばんの説得材料になります。

 

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