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【Notion】Slack通知オートメーションで、メッセージをカスタマイズできるようになりました
はじめに
こんにちは、ネクストモードの眞鍋です。
Slack通知オートメーションにて、メッセージをカスタマイズできるようになりました。
本ブログでは、アップデートの詳細と具体的な使用例をご紹介します。
Slack通知オートメーションにおけるSlack通知カスタマイズの概要については以下をご参考ください
また、データベースオートメーションついては以下をご参考ください。
これまでのSlack通知オートメーションの課題
これまでのSlack通知オートメーションでは、通知されるメッセージの内容はあらかじめ決まっていました。
例として、ステータス変更をトリガーにしたSlack通知オートメーションの場合、以下のようなメッセージが通知されていました。
これは手軽に実装可能な反面、以下のような課題がありました。
- メッセージ以上の詳細な情報は、Notionのページを開いて確認する必要があった
- ひと目で通知内容を把握すること難しかった
今回のアップデートにより、必要な情報を動的にメッセージに含めることが可能となり、こうした課題を解決できるようになりました。
カスタムメッセージの作成例
今回は、以下のようなタスク管理データベースで、タスクが「完了」した際の通知をカスタマイズする例をご紹介します。
- Slack通知のオートメーションを作成
- まずは、データベースのオートメーション設定を開きます。 トリガーは、タスクのステータスが「完了」になった時、に設定します。
- まずは、データベースのオートメーション設定を開きます。 トリガーは、タスクのステータスが「完了」になった時、に設定します。
- 通知アクションに「Slackに通知を送信」を追加
- 通知先チャンネルを選択し、メッセージ作成画面に進みます。
- 通知先チャンネルを選択し、メッセージ作成画面に進みます。
- メッセージをカスタマイズ
- 「カスタムメッセージ」欄に、以下の内容を入力し、保存します。
- 「カスタムメッセージ」欄に、以下の内容を入力し、保存します。
この設定で、タスクが完了するたびに、Slackに以下のようなメッセージが自動で投稿されます。
Slack通知をカスタマイズすることで、「誰が」「どのタスクを」完了したのかをSlack上でひと目で確認できるようになり、可読性が向上しました。
また、前回実施日もメッセージに含めることで、必要な全ての情報がメッセージ上で確認できるようになりました。
関数(Formula)でのカスタムメッセージ作成の例
さらに高度な通知を設定したい場合は、関数(Formula)を組み合わせるのがおすすめです。
例えば、タスク完了時の通知に、「前回実施日からの遅延日数」を含めたい場合を例に実装してみます。
- タスク完了日が、前回実施日より2日以上経過している場合 → 「xx日遅延しました」
- タスク完了日が、前回実施日から2日以内の場合 → 「遅延なし」
- 関数(Formula)を使用したカスタムメッセージ作成画面を開く
- 「カスタムメッセージ」欄にて、画像赤枠のアイコンをクリックします。
- 「カスタムメッセージ」欄にて、画像赤枠のアイコンをクリックします。
- 関数(Formula)を入力
- 以下のような関数を入力し、保存します。
- 以下のような関数を入力し、保存します。
これにより、前回実施日が3日前のシャンプーの完了通知は以下の様になりました。
また、直後に実行した追いシャンプーの完了通知は以下の様になりました。
このように、関数を組み合わせることで、より詳細で実用的な通知を作成できます。
さいごに
今回はNotionのSlack通知オートメーションのアップデートについてご紹介しました。
今回のアップデートにより、NotionのSlack通知オートメーションがさらに柔軟で強力になりました。
チームのワークフローに合わせて通知をカスタマイズすることで、情報共有の効率を大きく改善できます。
後も新機能の情報を随時公開していきますのでぜひご期待ください。
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