ネクストモードの赤井です。
【Netskope】【運用】SCIM用のAPIv2トークンの払いだし方法が知りたい
はじめに
こんにちは、 ネクストモード株式会社 の sobar です。Netskopeの運用に役立つ小ネタをご紹介します。
Q:SCIM用のAPIv2トークンの払いだしはどうすれば良い?
Entra IDからNetskopeにユーザー連携するためのREST API v2 のトークンの払い出しを行いたいが、Netskope テナントよりSetting > Tools > REST API v2 にトークン発行ボタン「NEW TOKEN」がみあたらない。

A:権限を絞ったロールを作成し、Administrators でService Account を作成&紐づけを行うことでAPIが発行されます。
テナントでRBACv3 対応が実施されAPIv2のトークン発行の払い出し箇所が変わりました。また、APIv2の利用の権限をしぼれるかたちとなりました。以下でEntra IDからNetskopeにユーザー連携するためのAPIトークン払い出しのための手順をご紹介します。
1.ロール作成
Settings > Administrators & Roles > Roles > New をクリック。

Role Name を入力し、Administation のみチェックをいれます。
(※以前、Access Control より Cloud App のみチェックを入れる記載としていたが、公式ドキュメントに手順を合わせるかたちで修正。最終的に有効にする項目は同じ)

最初にすべてNone を選択します。その後 End User Provisioning > Users&GroupsのみManage にチェックをつけます。

※右端の「!」にカーソルを近づけると紐づくAPIが確認できます。
※こちらの項目単位で権限の有効(View or Manage)・無効が実施できます。
※また、ページがまたがる可能性があるため、すべてのページで一度Noneとなっているかをご確認ください。
Save で保存します。

2.Administrators でService Account を作成&紐づけを行うことでAPIを発行する
Administrator > Service Acount をクリックします。

以下のように入力し、Create ボタンをクリック。

- Service Account Name:名前を入力
- Role:作成したロールを選択
- REST API Token:期限切れまでの期間を設定(最長12カ月)
Copy Token をクリックし、生成されたトークンを控えてください。

参考
さいごに
この記事が、皆さまのNetskope運用の一助となれば幸いです。
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