はじめに ネクストモードの南です。 今回はNotionで新しくリリースされたデータベースオートメーションについてレポートします。
【Notion】データベースオートメーションで特定のユーザーに通知ができるようになりました
はじめに
ネクストモードの南です。
Notionのデータベースオートメーションで特定のユーザーに通知が送信できるようになったので紹介していきます。
アップデート内容
データベースオートメーションのアクションで特定のユーザーに通知を送信することができるようになりました。
例えば特定のプロパティの値を変更したり、データベースにページが作成されたタイミングで
通知を送信することができるようになります。
- トリガーとなるアクションを実行
→ 受信トレイに通知される
通知先については以下の2パターンから選択できるようになってます。
- ワークスペース内の任意のユーザー(20人まで)
- 特定のユーザープロパティ(ページごとに関連付けられているユーザーに通知)
また、任意のテキストメッセージを付けることができます。
- 任意のテキストメッセージをつけて通知
設定とユースケース
設定は以下のようになります。
- データベースオートメーションの設定画面から[アクションを追加]をクリックし、[通知を送信]をクリック
- 通知先として[特定のユーザー]か[ユーザープロパティ]を選択
・特定のユーザー:ユーザーかページの作成者を指定(20名まで)
・ユーザープロパティ:ユーザープロパティを指定
- 通知時のメッセージを入力
ユースケースとしては以下のようなものがあります。
アイディア次第でいろんなワークフローに活用することができいるので、ぜひ試してみてください。
- タスクのステータスや期限が変更された時に関係者に通知をする
- 社内申請で進捗があった時にページの作成者(申請者)に通知をする
- QA票にページが作成されたタイミングで担当者に通知をする
おまけ:ボタン機能との組み合わせ
Notionでは他にもオートメーション系の機能としてボタン機能がありますが、現状ではボタン機能で
今回の通知機能をアクションとして指定することはできません。
ただ、ボタンのアクションをデータベースオートメーション側のトリガーとすることで、
ボタンをクリックすると通知をする、というワークフローを組むことができます。
- 例
・ボタンの設定:[ステータス]を完了に変更
・データベースオートメーションの設定:トリガーを[ステータス]の変更にして通知先を設定
実用性は?という感じですが、フラグのようなプロパティを挟むことでクリックするたびに通知をする
というワークフローを実現することもできます。
- ボタンの設定:フラグ用のセレクトプロパティで[切り替え]で任意の値を設定
→ ボタンをクリックするたびに値がオン・オフされる
- データベースオートメーションの設定:トリガーをフラグ用のプロパティの変更にして通知先を設定
- ボタンをクリックするたびに通知が送信される
まとめ
今回はNotionのデータベースオートメーションの新しい通知アクションについて紹介しました。
通知機能が充実してくるとオートメーションの使い道も広がるので、かなり良いアップデートだったと思います!
今後も有用な機能やアップデート情報はどんどんお届けしたいと思います。
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