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【Oktane24】Keynote: Reaching new heights with Alex Honnold 現地レポート

はじめに


みなさまこんにちはこんばんは、oktaneをこよなく愛するネクストモードのおはらふです

現地時間10月15日からoktaneが開催されており、ネクストモードからは4人が現地参加しております!
今回の開催からサンフランシスコからラスベガスへと会場が変更になっており、ひとつの新しい時代が始まった感じがします

そんな今年のオープニングキーノートも中々刺激的でしたので、その様子をまずはお届けできたらと思います
昨年のレポートと見比べてみると面白いかもしれませんので、こちらもぜひ合わせてご覧ください!

https://info.nextmode.co.jp/blog/oktane23-openingkeynote

キーワード

okta, oktane, oktane24, オープニングキーノート, Alex Honnold

キーノートセッションの会場


今年から会場が変わり、ラスベガスにあるCAESARS FORUMにて開催されています
メインのセッション会場は青を貴重とした「Oktaneらしさ」を変わらず感じられます

oktane24-opening-keynote

Keynote: Reaching new heights with Alex Honnold


モデレーターは、去年から引き続きVice President of Social Impact and Sustainability(訳が難しいのでそのまま載せます)のErinさんです

Alex Honnold(アレックス・オノルド)さんはフリーソロとして有名で、その活躍が映画化された「フリーソロ」はアカデミー賞を受賞しています
フリーソロは、自分の身体のみを使い命綱を付けずに壁を登っていくロッククライミングのひとつのスタイルです
動画配信サイトで見られますので、興味あれば是非見てみて下さい!

そんな紹介の後に本人が登場し、会場も大盛りあがりです!

oktane24 Alex Honnold

トークのはじめはロッククライミングを始めたきっかけについてからでした

10歳の頃に近くのクライミングジムに通ったことで興味を持ち、本格的に外の壁を登り始めたのはカリフォルニア大学バークレー校を中退した後とのことでしたなんとOktaにもロッククライマーのコミュニティがあり、Okta社の社員がロッククライミングをしている写真の紹介もありました
その会話の流れで、ロッククライミングでの問題解決とエンジニアリングでの問題解決についての対比がとても面白かったので紹介します

ロッククライミングにおいて事前準備は肉体的、精神的に訓練しており、置かれた状況により手足をどこに置くか、どのルートを選択するか等を何度も何度も繰り返し訓練を行い、何事もなく登りきることを目的とするが、途中で思いもよらないアクシデントは発生してしまう
そういう時は深呼吸をして気持ちを落ち着かせて、いつも通り続けるしかない。そういった多くの危機的状況を経験することが、恐怖に対処する練習となる。とのことです

サイバーセキュリティの分野でも同様に、前もって準備をし、脅威が発生しないようにしているが、実際には不測の事態が起こってしまいます
そういった際に強い恐怖心を感じると視野が狭まったり、脈拍が速くなったりするが、パニックにならず深呼吸をして、普段訓練しているの正しい対処方法を実施してほしいとの示唆がありました

oktane24 Alex Honnold

Alex Honnoldは慈善活動にもとても力を入れており、自らが設立したHonnold Foundationでは、人里離れた様々な場所へクライミングに行った際に感じた、電力がないことによる貧富の差や不便を解消すべく、その手段として太陽光発電による電力供給を支援する活動を行っているとのことです
どういった活動か興味ある方はぜひ調べてみてください

おわりに


Oktaneのオープニングキーノートは、毎回ゲストがとても個性的かつ魅力的な話をしてくれるのでとても好きです

一見OktaやIT業界と直接関係なさそうに感じるのですが、人間の本質に迫っているAlex Honnoldの活動からは抽象化して考えると意外な共通点などが多くあり、学ぶべきことが多いな、と改めて認識させてくれる良い機会でした

oktane24 Alex Honnold