ワインをこよなく愛するネクストモードの里見です。7月20日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われたSASE Summit Japan...
SASE Summit Japan 2023 ① 最高経営責任者:サンジェイ・ベリ
ワインをこよなく愛するネクストモードの里見です。7月20日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われたSASE Summit Japan 2023に行ってきました。Netskopeの戦略や事例がわかるイベントで、ゼロトラストネットワークの未来を感じさせる盛りだくさんのイベントでした。このブログでは、4回に分けてイベントの様子をお伝えいたします。
ご挨拶 15:00〜15:05
Netskope Japan株式会社 カントリーマネージャー 大黒 甚一郎
大きなスクリーンのある映画館での実施にあたり、400人を超える方が登録いただきました。
9年2か月2日前に自分が入社したとき、Netskope 社員は30名ぐらいしかいなかったです。いまではNetskope 社員は2,500人以上となり、5割以上が開発者、100名以上がデータサイエンティストの会社に成長を遂げています。
今日は映画と同じ長さである、2時間のセミナーを楽しんでいってください。
Netskope米国本社からのメッセージ 15:05〜15:15
Netskope, Inc. Chief Executive Officer(最高経営責任者) Sanjay Beri(サンジェイ・ベリ)
■Sanjay Beri(サンジェイ・ベリ)からのビデオ・メッセージ
SASEについて話し、SASEについて学び、見識を共有するこのイベントにご参加いただきうれしく思います。
10年前、、、厳密には11年前ですが、CSO、CIO、CTOレベルの方々と、世界がどのように変わっていくのか話しました。多くの会社がクラウドにアクセスするようになること、そして、デジタル変革には、セキュリティとネットワークの変更が必要であると。そして、クラウドの統合セキュリティシステムへの変革が必要だということについて話しました。それは、データを守り、脅威から保護し、プライベートアプリ、ウェブサイト、クラウドアプリ、メールなどへ、いつでもどこでもアクセスできるようにしていく未来の姿です。それが、11年後のいまではSASEとして知られるようになりました。
SASEの概念の礎を築いたNetskopeとしては、洞察、対話、実践的なユースケースをこうしてご紹介できることを大変嬉しく思います。どこからでも働ける真のゼロトラストアーキテクチャーに移行する方法、さらに、最も貴重な資産であるデータを保護する方法について、本日は紹介いたします。エンドユーザーとそのデバイストラフィックを、最適化し、加速していく、それがSASEです。
これは、セキュリティとネットワークを融合した新しい仮想世界であり、データがどこにあろうと、また、ユーザーがどこで仕事をしていようと、データを保護することが可能な世界です。
本日はSASE Summitを楽しんでいってください。
■The New York Stock Exchangeの取材映像から
オンプレミスにある従来のセキュリティ危機は、現代の世界に適していません。デジタル変革のために、セキュリティ変革が必要です。
どのようにセキュリティをあらゆる場所に届けるのか?それを迅速かつ効率的に行うにはどうすればよいのか?そして、人々の最も貴重な資産であるデータをどのように保護するのか?
例をご紹介すると、会社でデスクに着いたらあなたは何をしますか?ウェブ、クラウド、メールにアクセスするでしょう。場合によっては、会社のオンプレにあるデータにアクセスします。そのトラフィックを見て、マルウェアがないか、機密データの扱いは正しいか、そして、適切なアプリケーションにアクセスしているか、それをNetskopeが行うのです。
すべてのトラフィックはクラウドにあるNetskopeを介します。そして、そのトラフィックをすべて見て調査します。ユーザをマルウェアから守り、機密データを隔離して保護します。
Netskopeの特筆すべき点は、データ、ネットワークのセキュリティに関する考えを再定義したことです。また、本当に独特なのは、セキュリティとネットワーキングを統合し、企業の最も貴重な資産であるデータを保護することです。
最近、ChatGPT、AI、機械学習が話題です。パンデミック中には、データや仮想ホワイトボードが盗まれていました。それらの中には機密データの画像が含まれていました。この膨大なデータの中から機密データを見つけるのが、機械学習なのです。機械学習とAIを通じてデータを見つけて、保護する方法を我々は開拓しました。
パンデミック中に世界中でますます広まった、モバイル、クラウド、リモートワークなどを活用した働き方、このトレンドは止められません。それを支えるのが私たちの仕事なのです。Netskopeは新しい世界をセキュアに促進させます。今後、Netskopeのプラットフォームで世界のトレンドを牽引できることが楽しみでなりません。
最後に
ネクストモードは、Netskopeが目指す、セキュリティと効率性の両立というコンセプトに共感して、設立当初から応援してきました。今回は、最高経営責任者であるSanjay Beri(サンジェイ・ベリ)の熱い想いを聴くことができる貴重な経験でした。これからますます、Netskopeが目指す「どこからでも働ける真のゼロトラストアーキテクチャー」が世の中に広がっていくことを考えると、ワクワクしました。
2回目の次回は、Netskope Japan株式会社 カントリーマネージャー 大黒甚一郎氏による、「現在起きているサイバーセキュリティの大きな変化」をレポートいたします。大黒氏の登壇内容は、Netskopeの世界観をコンパクトにまとめていて、非常に興味深かったです。良かったらこちらも合わせてお読みください。