ネクストモードでマーケティングを担当している板です。 昨日、渋谷のヒカリエで開催されたOkta City Tour Tokyo 2023に参加してきました。
Okta社:オフィス訪問
ワインをこよなく愛するネクストモードの里見です。
今回は、Oktaのオフィスについて紹介します。渋谷にあるOkta Japanと、サンフランシスコのOkta本社のレポートをしたいと思います。
渋谷:Oktaジャパン本社ビル
2022年10月から渋谷のヒカリエ30階(〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1)に新オフィスをオープンしました。
ヒカリエ30階のオフィスからは眼下に渋谷の街が広がっていて、サンフランシスコの本社ビルよりも綺麗な景色が見れました。渋谷のオフィスは、Oktaが日本市場でのIdentityサービスの成長を確信する空間でした。
オフィスの壁には、Okta Vision Wallと呼ばれるアーティストによる壁画が描かれていました。社員とのワークショップからインスピレーションを得たイラストだそうです。Oktaと書かれた毛むくじゃらの象が様々な動物を載せて、気球の力で鷲と一緒に空を飛んでいました。
Okta Vision Wall Concept
共に歩む旅
2022年6月、 Okta Japanは新しいオフィスへの移転にあたり、 「良い Collaborationの為に大切にしたいこと」をテーマにワークショップ を行いました。 キーコンセプトとして共通の目標・多様性の受容・ 充実したコミュニケーション・信頼/積極性・透明性・個人の成長・ リーダーシップ・エネルギーの醸成などが上げられました。
ワークショップの後、アーティストの高橋憲助、 WHOLE9、 KATHMIが、大型のVision Wall を 「Collaboration」 で制作。 ワーク ショップでのディスカッション内容や、 参加者が描いたスケッチ などをインスピレーションに、 空・陸・海を旅する個性豊かな動物たち が、共通の目標に向かって進んでいく様子が描かれており、Okta Japanチームの旅を象徴するものとなっています。
この中央のVision Wall に加え、各アーティストは個別の壁を担当し、 ワークショップのテーマを自分なりに解釈したアートワークを制作 しました。 新オフィスを彩るこれらの作品たちが、見る人をポジ ティブなエネルギーで満たし、 「Collaboration」 の重要性を再認識 してもらえることを願っています。
会社からの押し付けではなく、社員との対話の中から産まれたアート作品に囲まれて働ける空間は、高いエンゲージメントとアウトプットを約束することでしょう。こうしたOktaの社風が、素晴らしい製品を世の中に届ける源泉となっているのでしょう。
休憩室には、様々なドリンクとスナックが置かれていました。
アルコールの種類も豊富で、クラフトビールも置かれていました。
この新しいオフィスは、Green Building JapanからWELL Building Standard®の認証を受けています。また、GPTW(Great Place to Work®)から「働きがいのある会社」認定を受けています。
アドレスフリーのオフィスには昇降デスクが供えられ、2枚のディスプレイと接続したノートPCの画面と合わせて3画面で仕事をすることができます。
また、特徴的だったのは、お子さんがいる母親の為にMother’s Roomを備えていることです。
Mother’s Roomの中には、洗い場と冷蔵庫があり、ミルクの容器を洗ったり、ミルクを保管することができます。女性の従業員が出産後にすぐに職場に戻って、子育てをしながら働ける環境があるのは素晴らしいです。
畳の休憩室にはゲーム機が置かれ、自由に使うことができました。どのタイミングで働くか、どのタイミングで休憩するかは社員が自らワークスタイルを決める、ということだと思います。OktaがたんなるIdentity管理の会社ではなく、働き方の考え方を変えていくリーディング・カンパニーであることが理解できました。
その他にも、その場で会議室の予約ができるディスプレイや、ID管理されたコピー機、全部屋にZoom端末、WEB会議用の個室、などがありました。
サンフランシスコ:Okta本社ビル
サンフランシスコのOkta本社(100 First Street, 6th Floor, San Francisco, CA 94105, USA)に行ってきました。
Okta本社は、セールスフォースの本社ビルの横にあり、近くにはSlackやAsanaのオフィスもあります。
会議室のほかに、お酒がたくさん並んだバーがありました。
休憩室には、沢山のドリンクが並んでいました。
コンパクトなスペースに、コーヒーメーカーやシンクがあります
ミルクは複数の種類があり、アーモンドミルクがあるのがアメリカらしいと思いました。
休憩室はシンプルな作りで、飽きのこないデザインになっていました。
秘密の扉のある部屋です。本が置いてあって、そこに触れると、奥の扉が開きます。遊び心のある部屋で、その先になにがあるのか、気になります。
廊下には、Oktaのシンボルマークである「O」の文字が虹色に浮かび上がっていました。撮影スポットになっているようです。
社員を集めた説明会が行われる部屋には、メッセージが書かれていました。私はこの部屋が一番気に入りました。
LOVE OUR CUSTOMERS
NEVER STOP INNOVATING ACT WITH INTEGRITY BE TRANSPARENT
EMPOWER
OUR PEOPLE
お客様を愛すること
イノベーションを絶やさない 誠実に振る舞う 透明であること
力を尽くす
私たちのメンバー
このメッセージを背中にスピーチをする人は、本気でお客様のことを考えて発言をしないと、嘘っぽいメッセージだと思われてしまいます。Oktaがイノベーションに取り組む姿が現れていて、とても素晴らしいと思いました。