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【Oktane24】ラスベガスでジャックポットに当たった話

ワインをこよなく愛する里見です。10月15日から17日まで、ラスベガスでOkta最大のイベントが開催されます。今回はラスベガスのカジノでジャックポットに当たった話を、手続きを含めて書いておきたいと思います。

はじめに


ラスベガスには10回程度来てますが、ここ最近は、運試しに数ドルだけジャックポットをやることにしています。ジャックポットとは、ネットワークで米国中のマシンが繋がり、賭け金を合算してプールする仕組みのスロットマシンです。プールされた掛け金をひとり、または、少数のメンバーで受け取るため、一度に得られるお金が高額で、種類によっては数十億円となります。この仕組みを知ってから、自分は高額なジャックポットだけを狙って、記念に1回だけやっています。ギャンブルにハマったら怖いですからね。今回は日本に帰国する朝、少しだけ時間があったので、空港でトライしました。

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とはいえ、今回は数十億円とかの超高額当選ではありません。当たった金額は1,676ドル。税金がその場で引かれて、受け取ったのは1,173ドルでした。2024年10月末のレートで、日本円だと175,000円程度。今回はジャックポットに当たった際の手続きを解説します。

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いざ、ジャックポットにトライ


自分がトライしていたこのマシン、わりと頻繁にジャックポットのチャンスがくる機種です。最初は手持ちの小額紙幣が10ドルだったので、1枚だけと決めてたのですが、気付いたらわずか5分で100ドルが消えてました。ギャンブルって怖い。。。

10ドル札がなくなって、まもなく搭乗時間のタイミング。財布が軽くなって良かった、なんて、言い訳をしながらアメリカ最後のスロットタイム。そんな土壇場で再びジャックポットのチャンス。くるくると絵柄が揃いました。当たったときは、大きな音が1分ぐらい鳴り響いてちょっと恥ずかしかったです。写真右上の800ドル(Major)が当たったものですが、ルーレットの揃いが良かったのか、倍以上の金額になりました。

その後、画面にはCall Attendantのメッセージ。どこかのボタンを押せばCallできるかと思いきや、どこにもボタンがなく、周りは旅行客ばかり。しばらくキョロキョロとしてました。ジャックポットに当たったら席を立ってはいけないと聞いていたので、その場で待機。。。しかし、数分経っても誰も来ません。

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そこで30mほど離れたStarbucksの店員(もしかしたらお客さん)に「エクスキューズミー」と大きな声で話しかけたところ、スロットマシンの陰にいた係員を呼んでくれました。アメリカ人って、お節介でいい人が多いです。

やってきた男性係員は「ジャックポットね、ちょっと待ってね」と慣れた様子でスロットの画面写真を撮り、5分待つようにと言い残してどこかに行きました。その後、男性係員と共に女性係員が書類を抱えてやってきました。国籍は?住所はアメリカにあるか?と聞かれ、日本人でアメリカには住んでないと答えました。パスポートを見せて、書類に住所と氏名をサインするように言われます。住所は英語で書くように言われました。パスポートを持ったまま、再び2人の係員はどこかに消えて行きました。

数分後に2人とも戻ってきて、別の複写式の下記の書類にサイン。モザイクをしてますが、パスポート番号も記載されています。フライトは何時か?と聞かれて時計を見ると、オンボーディングが開始してました。もういちど2人は何処かに行って、現金を持って帰ってきました。いよいよ受け取りです。

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現金の受け取り


「1,173ドルです、おめでとう!」みたいなことを言われながら、目の前で紙幣を数えて手渡し。あれ?少ない?と思いながらも、現金と複写式の書類の写しを受け取りました。幾ら以上が銀行振込なのか、どのぐらい現金のストックを持っているのか、気になります。鍵でスロットマシンをリセットすると、「さぁ、スロットを続けて」と言われました。どうやらジャックポットの金額だけをもらったようで、スロットに残っていた金額(16ドル)は換金されていません。そこで、最後のスロットを数回やりました。

このスロット、最高額のジャックポットは449,972ドル(日本円で6,720万円)。もしかしたらもう一度当たるのではないか、高額当選したらフライトをキャンセルしたほうがいいのではないか、当選金額を再び投資したほうがいいのではないか、アメリカン・ドリームはこういうことなのか、、、なんて妄想をわずか1分間の中でしました。もう1回回したら、、、なんて儚い望みは泡と消えて、あっけなく16ドルは吸い込まれました。オンボーディングのラストコールがかかっていたので、急いで目の前の搭乗口へ向かいました。

書類を確認すると、30%の税金が引かれていました。1,200ドルを超えて当選すると税金がかかるようで、自分はぎりで超えたライン。日本の税法で一時所得の範囲に収まる金額ですが、高額当選の場合は税理士に相談するのが良さそうです。

最後に


ほとんどギャンブルをしないのに、こんなこと、あるんですね。Oktaneの基調講演に感動してHonnold Foundationに寄付をしたのが報われたんだと思うことにしてます。この独特のアドレナリンの出方が癖に、、、ならないように、当たったお金の一部は追加で寄付をしたいと思います。

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