はじめに こんにちは、 ネクストモード株式会社 の sobar です。
【営業が解説】「ChatGPT、勝手に使われてない?」“シャドーAI”対策、まず知ってほしい「3つのステップ」
はじめに
こんにちは!ネクストモード営業部のますこです。 最近、お客様からこんな不安の声をよくお聞きします。
「ChatGPTやGemini、現場が業務で使っているようだが、会社としてルールが何もない…」 「AIに機密情報を入力したら“学習”されて漏洩する、と聞いてとにかく不安だ」 「かといって、AIを『全面禁止』したら、今度は競争力が落ちそうで…」
超分かります。 こうした、会社が把握・許可していないAIツールの業務利用を、「シャドーAI」と呼んでいます。
これは、従来の「シャドーIT(許可なく使われるSaaS)」とは、リスクの“質”が異なります。
「シャドーAI」が本当に怖い、その理由
シャドーAIの最大のリスク。それは、社員が悪意なく機密情報(顧客リスト、開発コード、人事情報など)をプロンプトに入力しただけで、そのデータがAIの“学習”に使われ、外部に流出・再利用されてしまう可能性があることです。
従来のファイル共有サービスなら「ファイルを削除」すれば済みましたが、AIに一度“学習”されたら、もう取り戻せません。
だからといって、AIを「全面禁止」するのは、もはや現実的ではありません。 AIの利便性を捨ててしまうことは、企業の生産性を下げることにも繋がってしまいます。
では、どうすれば「安全」と「利便性」を両立できるのでしょうか?
対策は「禁止」ではなく「安全なルール作り」から
私たちがご提案するNetskopeを使った対策は、非常にシンプル。 技術的な難しい話の前に、まずこの「3つのステップ」を知ってください。
Step 1:まずは「見える化」する
何が不安か分からないと、対策もできません。 まずは、「社内で」「誰が」「どのAIを」「どれくらい使っているか」をNetskopeで正確に把握(可視化)します。
「A部署がChatGPTを週50回使っている」 「B部署が、入力データを学習に使う“危険な”AIサービスを使っている」
これを見るだけでも、多くの情シス担当者様は「こんなに使われていたのか…!」と驚かれます。まずこれが第一歩。
Step 2:「危険なAI」と「安全なAI」を仕分ける
すべてのAIが危険なわけではありません。Netskopeは、世の中のAIサービスを「入力データを学習に使うか」などの基準で自動的にリスク評価します。
これにより、「このAIは会社として推奨しよう」「このAIは危険だから使わせないようにしよう」という仕分け(ルール作り)が可能になります。
Step 3:「柔軟な制御」を行う
ここがNetskopeの最大の強みです。 「全面禁止」か「全面許可」かの二択ではありません。
- 「会社が許可したChatGPT(安全)は、利用OK」
- 「ただし、ChatGPTに『顧客情報』や『ソースコード』を入力しようとしたら、ブロックする」
- 「リスクの高いAIサービス(危険)は、利用そのものをブロックする」
このように、AIの利便性は活かしつつ、「危険な操作」だけを狙い撃ちして防ぐことができます。
もっと具体的に知りたい方へ
今回は「営業目線」で、シャドーAI対策の“入り口”として「なぜ対策が必要か」「何ができるか」の概要をお話ししました。
「なるほど、じゃあ具体的にNetskopeでどうやって“見える化”するの?」 「“ソースコードの入力を禁止”する設定ってどうやるの?」
と、具体的な「How(どうやるか)」に興味を持たれた方は、ぜひ当社のエンジニアが執筆している、こちらの【生成AIセキュリティ対策シリーズ】をご覧ください。 専門家が、実際のNetskopeの画面や設定方法を詳しく解説しています。
- まずは「可視化」から始めたい方へ↓
- 具体的な「制御」方法を知りたい方へ↓
- 「要約AI」などの制御に興味がある方へ↓
- 生成AIのCASB制御方法を知りたい方へ↓
- 生成AIのSWG制御方法を知りたい方へ↓
まとめ:「セキュリティの不安」から「攻めのAI活用」へ
シャドーAIは、現場の「もっと効率よく働きたい」という前向きな気持ちの表れでもあります。
Netskopeを導入することで、情シス担当者様の「何が起きているか分からなくて不安」という状態から、「リスクを把握し、制御した上で、安全にAIを活用できている」という安心の状態へ変えることができます。
ネクストモードは、セキュリティ(Netskope, Okta)から業務ツール(Notion, Asana)まで、AI時代に欠かせないSaaSを幅広く取り扱っています。「守りたい情シスの気持ち」も「使いたい現場の気持ち」も、両方理解しているのが私たちの強みです。
「まずは、うちの“シャドーAI”がどれくらいあるか、可視化だけしてみたい」 「技術ブログは難しかったので、まずは営業に分かりやすく説明してほしい」
そんな第一歩のご相談から、ぜひお気軽に私たちネクストモード営業部までお声がけください。
Netskopeについてのお問い合わせ
ネクストモードでは、Netskopeをはじめ、OktaやCrowdstrikeなどを活用したSaaS・生成AIの包括的なセキュリティ対策をご支援しています 。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
